同僚が粋な行動を見せた。

　現地６月26日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に１番・指名打者で先発出場し、第４打席に２試合ぶりとなる28号ソロホームランを放った。しかも、右中間に飛んだ打球を自軍のブルペンで投球練習していた同僚がスーパーキャッチした。

【動画】大谷翔平の28号HRをド軍同僚がスーパーキャッチした実際の映像

　ダイヤモンドを一周する大谷も驚きのリアクションだった。１点リードの７回２死走者なしの場面で相手４番手タイラー・キンリーが投じた７球目のスライダーを振り抜く。高々と舞い上がった打球はドジャースのブルペンに着弾。次のイニングに備えるため投球練習をしていた救援投手のカービー・イェーツがダイレクトで捕球した。

　非常に珍しい光景に大谷は一塁を回ったあと、ブルペンに向かって右手を振ると、背番号38のイェーツが手を上げて反応。偉才が放った２戦ぶりの快音はチームに勢いをつけた。
  　ドジャース公式Xは大谷のホームラン動画をSNSに即時アップ。文面に「ショウヘイはカービーにお土産を贈る！」と投稿し、２人のやり取りを紹介した。

　試合はドジャースが３対１で快勝し、ロッキーズとのカード３連戦をスイープした。

　大谷はこれで直近４試合で３本目。54本塁打をマークした昨季を上回る年間55本塁打のペースでアーチを量産している。

構成●THE DIGEST編集部

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