チーム内で二人の強打者が大きな存在感を放っている。

　現地６月27日、ロサンゼルス・ドジャースは、敵地カウフマンスタジアムで行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズとの３連戦初戦に５対４で勝利。大谷翔平が２試合連続の29号ソロ、マックス・マンシーが２試合連続の13号２ランをマークするなど、チームは４安打５得点と少ないチャンスをものにし、５連勝を飾った。

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　今月ここまで16勝を挙げているドジャースだが、これは、今季に入ってから月間最高の好成績だ。試合後、同球団のニュースを専門的に扱う『Dodger Insider』は、その好調ぶりに注目し、「打線のトップでスター選手が苦しみ、６月の防御率がメジャーで５番目に高く、今月序盤にチームが苦戦していたにもかかわらずだ」と反応している。

　特筆すべきは、大谷とマンシーの存在だ。その中で日本人スターは、今月に入ってから７本塁打、17打点、19得点を記録しており、本塁打ランキングでもナ・リーグトップを快走中。同サイトが掲載した記事内では、「ここ５試合で４本塁打、２三塁打、10打点、９得点と猛打を振るっている」と打撃での貢献ぶりが紹介された。
  　一方でマンシーは、今月ここまで７本塁打、22打点、20得点をマーク。今季53打点でナ・リーグ14位タイに位置しているが、同サイトは、現地５月13日までわずか１本塁打、９打点しか記録していなかった点に触れ、「信じられないほどの好転だ」と称賛している。なお、５月14日以降の成績は「38試合で12本塁打、44打点」と急上昇だ。

　なお、二人の数字を合わせた場合には、「今月ドジャースで本塁打の39%、打点の32%、得点の31%を占めている」とのこと。ドジャースを支えてきた両雄のパフォーマンスに今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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