ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が現地６月28日、１番・投手兼指名打者で先発出場。今季３度目の先発登板で２回（27球）を投げ無失点、１安打１奪三振１四球の内容でマウンドを降りた。初回にはメジャーキャリア最速となる101.7マイル（163.6キロ）をマークし、現地記者も二刀流スターの剛速球に驚愕の声を上げている。

【動画】大谷翔平が投じたメジャー自己最速の164キロ！ 　１死を奪った後、ボビー・ウィットJr.に左前打を許し、さらに四球で一、二塁として４番ビンセント・パスクアンティノを打席に迎える。大谷は初球99マイル（約159キロ）、２球目も100マイル（約161キロ）のフォーシームで２ストライクに追い込むと、３球目もやはり101.7マイルの速球で詰まらせ、二併殺打に仕留めた。

　大谷の投球に米記者陣も衝撃を受けている。米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は自身のXで「ショウヘイ・オオタニが101.7マイルをマークした。いったい何が起きてるんだ！」と綴り、大谷のキャリア最速球に興奮。また、大谷マニアを自称する『FOX Sports』のMLBアナリスト、ベン・バーランダー氏もXで「ショウヘイ・オオタニが時速102マイルを記録。ハハハ、間違いなく野球史上最高の才能だ」とべた褒めしている。その他にも多くの記者たちが、この１球にフォーカスした投稿を行なった。

　バットでは４打数ノーヒットに終わった大谷だが、二刀流の本格復帰へ向けて着実にステップアップしている姿をみせた。

構成●THE DIGEST編集部
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