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「彼と話さないとダメだ」大谷翔平のメジャー自己最速164キロにロイヤルズ打者はお手上げ! 数年前の“因縁”を告白「日本でもやられた」

THE DIGEST編集部

2025.06.29

大谷との対戦では164キロの速球で併殺に倒れたパスクアンティノ。その後、12号3ランを放ち、勝利に貢献した。(C) Getty Images

大谷との対戦では164キロの速球で併殺に倒れたパスクアンティノ。その後、12号3ランを放ち、勝利に貢献した。(C) Getty Images

 二刀流スターの投球に相手打者が驚愕している。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地6月28日、敵地カンザスシティ・ロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。打者として4打数無安打に終わった一方、投手としては、初回にメジャー自己最速の101.7マイル(約163.7キロ)をマークするなど、2回1安打無失点、1奪三振1四球で今季3度目のマウンドを降りた。

【動画】大谷翔平のメジャー自己最速の164キロにロイヤルズ強打者もお手上げ
 まず初回の先頭打者を二飛に打ち取ると、その後に左前打、四球を許した大谷は、1死一、二塁の局面で4番ビンセント・パスクアンティノと対峙。2球で追い込んでからの3球目、101.7マイルのフォーシームで打球を詰まらせ、二併殺打でピンチを切り抜けた。この豪速球は、今季のドジャース投手陣においても最速の記録だ。
 
 進化を続ける二刀流スターの投球に、相手打者も驚きを隠せない。MLB公式サイトのジャクソン・ストーン記者が掲載した記事によると、大谷との対戦を振り返ったパスクアンティノは、「(大谷は)いつも俺にそういうことをしてくる」と言及。「彼と話さないとダメだ」「数年前に日本でもやられた」とジョーク交じりに嘆きを口にしている。

 2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝・イタリア戦で大谷が渡米後最速102マイル(約164.2キロ)を出した際も、その打席に立っているパスクアンティノ。「思わず見上げ、『え? 何だこれ?』という感じだった」と約2年前の記憶を回想し、「彼(大谷)は俺に速球を投げるのが大好きだ」と続けていた。

 投打で圧倒的な存在感を示す大谷。その二刀流パフォーマンスは、今後も対戦相手を驚かせ続けるに違いない。

構成●THE DIGEST編集部
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