ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソンが現地６月28日、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「８番・二塁」で５試合ぶりの先発出場。チームは５対９で敗れたが、３打数２安打１四球の活躍をみせた。

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　試合前の時点で打率.372と好調をキープしながらロイヤルズ戦の直近２試合、前カードのコロラド・ロッキーズ戦と先発起用がなかったキム・ヘソン。ようやく巡ってきたスタメンの機会で打棒が光る。第１打席を四球とすると、第２打席は空振り三振に倒れたものの、６回の第３打席では二塁への内野安打。そして９回の第４打席でも反撃の口火を切るライト前ヒットでマルチ安打を達成してみせた。
  　韓国メディアも母国ヒーローの活躍にすぐさま反応している。『スターニュース』は、「『ロバーツ、あなたは間違っている』キム・ヘソン、マルチヒット＋３出塁→左投手からも打った」と題した記事を掲載。「自分を非常に制限的に活用するドジャースのデーブ・ロバーツ監督が間違っていることを証明するように久しぶりに先発で出場しても猛打を振り回した」と綴り、その活躍に歓喜した。

　また、「左投手相手に打率が.750（４打数３安打）に達したが、相手が左腕先発を出す時は全く機会を得られなかった」と指摘しつつ、９回に左腕のサミュエル・ロングを打ち崩した場面も詳細に報じている。

　試合は９回の反撃及ばずドジャースは敗れたが、キム・ヘソンの活躍ぶりは指揮官の目にも留まったはず。はたして、今後の起用法に変化はあるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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