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「ドジャースは後悔するべきだ」LAメディアが補強方針を批判「そして今、余波に苦しんでいる」 

THE DIGEST編集部

2025.07.02

オフに獲得できるチャンスがありながら、ドジャースはクローシェイに積極的ではなかったという。(C)Getty Images

オフに獲得できるチャンスがありながら、ドジャースはクローシェイに積極的ではなかったという。(C)Getty Images

 53勝32敗でナ・リーグ西地区首位、さらにナ・リーグ全体でもトップ勝率を誇るロサンゼルス・ドジャースに、地元メディアがケチをつけた。専門メディア『Dodgers Way』は現地6月30日の記事で「オフシーズンに実現可能だった大型投手トレードを行なわなかったことを後悔するべきだ」と伝えた。

 ブレイク・スネルにタイラー・グラスノー、佐々木朗希、トニー・ゴンソリンと複数の主力先発を故障で欠きながら、デトロイト・タイガースと並んで最高勝率を収めている点を「かなりの偉業」と称えた一方、「ふたたびワールドチャンピオンの座を掴むには、やるべきことがたくさんある。まずはローテーションの強化だ。トレード期限までに誰かを獲得するかもしれないが、オフにギャレット・クローシェイ(ボストン・レッドソックス)を獲得できながら、機会を逃してしまったのは痛恨だ」と記載した。

「ドジャースはクローシェイの獲得に乗り出したが、ダルトン・ラッシングをトレード要員に含めなかったため、交渉を最後まで進めることができなかった。結局、シカゴ・ホワイトソックスはボストンとのトレードをまとめてしまった」

【動画】レッドソックスで活躍しているクローシェイの好投集
 
 逃した魚は大きかったようだ。ボストンでのクローシェイは18度の先発登板で8勝4敗、防御率2.26と抜群の成績を残している。

「クローシェイがドジャースにいないことに、言い訳の余地はない。理論上、素晴らしい先発陣を擁しているが、スネル、グラスノー、佐々木、ゴンソリンが負傷者リスト入り。メイやブルペン陣に頼らざるをえない状況になっている。そうした先発陣の問題を容易に解決するのがクローシェイだった。ドジャースは獲得の機会を活かさなかった。そして今、その余波に苦しんでいる」

 山本由伸、クレイトン・カーショウ、メイに加え、ベン・カスペリウスやジャスティン・ロブレスキーのロングリリーフでしのいでる先発陣に、トレード期限まで新戦力が加わるのか。同メディアは、「ラッシングのほかにも、ドジャースはホセ・デポーラ、ジャクソン・フェリスといった才能ある有望株を擁している。彼らは将来的にチームの戦力になる駒としてだけでなく、トレード要員としての価値も十分にある」とし、即戦力投手の補強を望んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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