一時期は不安定だったロサンゼルス・ドジャースのブルペンだが、ここにきて安定感を取り戻しつつあるが、シーズン終盤に向けて、さらなる補強にも注目が集まっている。
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　現地７月１日、地元メディア『Dodger blue』は、ドジャースがMLBトレード期限（７月31日）に向けて、タンパベイ・レイズのピート・フェアバンクスの獲得に関心を示していると報じた。
  　同メディアによると、『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は「ドジャースは常にブルペンの補強を模索しており、レイズのクローザー、ピート・フェアバンクスのような終盤を任せられる投手を求めている」とコメントしている。

　フェアバンクスは31歳の右腕で、今季は34試合に登板し、33イニングを投げて15セーブ、防御率2.45と安定した成績を残している。

　レイズは現在アメリカン・リーグ東地区３位、首位ニューヨーク・ヤンキースとのゲーム差は1.5。こうした状況を踏まえると、レイズがトレード期限で“売り手”に回る可能性は低いと見られている。

　それでも、勝負どころを見据えるドジャースにとって、実績十分のクローザーを加えるチャンスが訪れたなら、見逃さないだろう。今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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