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MLB

「ジェイコブはジェイコブだった」37歳の右腕が快投! デグロムが紡ぐ勝利の哲学「集中し、シンプルに何度も投げる」

THE DIGEST編集部

2025.07.02

今なお圧倒的な投球を魅せている37歳のデグロム。(C)Getty Images

今なお圧倒的な投球を魅せている37歳のデグロム。(C)Getty Images

 サイ・ヤング賞を2度受賞したテキサス・レンジャーズの右腕ジェイコブ・デグロム。2度のトミー・ジョン手術を乗り越えた37歳は、今なお圧倒的な投球を魅せている。
【動画】デグロム、98.6マイルのフォーシームとスライダーで三振を記録

 現地7月1日(日本時間2日)、本拠地グローブライフ・フィールドで行われたボルティモア・オリオールズとの3連戦第2戦。レンジャーズは3回までに3対0とリードするも、4回2死二塁から5番・ゲリー・サンチェスに5号2ランを浴び3対2。それでもデグロムは6回を92球で投げ抜き、被安打5、奪三振6、与四球1、2失点(自責点2)とまとめ7対2とリードした場面でマウンドを降りた。試合は10対2でレンジャーズが快勝した。
 
 試合後、デグロムはMLB公式サイト『MLB.com』の取材に対し「試合中は自分がやるべきことに集中している。できるだけシンプルに、ターゲットを狙って何度も投げる。それだけを考えてる。でも試合後にスタンドを見渡すと、あれだけ多くの人がいて、良いエネルギーを感じるよ。そういうのは必要だし、これからも勝ち続けないといけない。とにかく、勝ち続けるだけさ」と、勝利への強い決意を語った。

 レンジャーズのブルース・ボウチー監督は「ジェイコブはジェイコブだった。彼は特別な存在。チームに自信をもたらしてくれる。何度も言っているが、彼の投球を見るのが本当に好きなんだ。観客の皆さんもきっと同じ気持ちだろう。素晴らしい仕事ぶりだった」とエースを絶賛した。

 デグロムは今季ここまで17試合すべてで先発し、9勝2敗、101回1/3を投げて防御率2.13、WHIP0.89と抜群の安定感を誇る。一方で、チームはアメリカン・リーグ西地区4位(42勝44敗)と苦戦中。首位ヒューストン・アストロズとは9.5ゲーム差となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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