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MLB

菊池雄星、勝ち投手の権利がたった1球で消滅…交代直後に逆転3ラン被弾の救援右腕が猛省「何もできなかった」

THE DIGEST編集部

2025.07.03

惜しくも4勝目はならなかった菊池だが、6回途中2失点の粘投をみせた。(C) Getty Images

惜しくも4勝目はならなかった菊池だが、6回途中2失点の粘投をみせた。(C) Getty Images

 わずか一球で勝ち星が消えた。

 現地7月2日、ロサンゼルス・エンジェルスの菊池雄星は、敵地アトランタ・ブレーブス戦に先発登板し、6回途中6安打2失点、7奪三振、2四球と力投。勝ち投手の権利とともに降板したが、その直後に救援投手が逆転3ランを浴び、今季4勝目はお預けに。同試合は、チームも3対8で悔しい逆転負けを喫している。

【動画】菊池雄星の白星が1球で消える... マーフィーの逆転3ラン

 試合後に嘆きを口にしているのは、エンジェルスの2番手右腕ライアン・ゼファジャンだ。6回2死一、二塁の場面でマウンドに上がった27歳は、7番ショーン・マーフィーに初球のカットボールを捉えられ、これが左中間席に吸い込まれる逆転3ランに。その後も安打、連続四球で満塁のピンチを招き、2番マット・オルソンにグランドスラムを献上した。

 MLB公式サイトのリック・ファーロウ記者によると、1アウトも奪えずに今季2敗目を喫したゼファジャンは、「おそらく何もできていない初めての登板だ」と猛省。「制球面に苦しみ、なかなか修正できないでいる」「投球がわずかに甘く入り、いいスイングをされてしまった」とマーフィーの3ランを振り返っている。

 また、オルソンのグランドスラムに関しては、「悪い球ではない」と前置きし、「あの状況に追い込まれたのが一番の問題だ」と話しているゼファジャン。「ただただ上手くいっていない」と現在の調子を自己分析し、「何か変えるべきこと、微調整すべきことがないかを確認し、そこから進んでいこうと思う」と今後の戦いへ前向きな姿勢を見せていた。

 ただ、この日も安定感ある投球で存在感を示した菊池。まさかの形で勝ち星を逃しながらも、試合後の防御率は2.81となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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