右肩の違和感により４月27日のピッツバーグ・パイレーツ戦で途中降板し、その後60日間の負傷者リスト入りしていたロサンゼルス・ドジャースのタイラー・グラスノーが、現地３日（日本時間４日）、アスレティックス傘下ラスベガス・アビエイターズとの敵地戦で３度目のリハビリ登板に臨んだ。
【動画】グラスノー、リハビリ登板で８奪三振を記録

　ドジャース傘下のオクラホマシティ・コメッツの一員として先発したグラスノーは、４回1/3を投げて78球（うちストライク51球）、被安打６、奪三振８、与四球１、失点３（自責点３）という内容だった。三振を奪う力は健在だった一方で、被安打の多さや球数の多さは、今後の課題といえるだろう。
  　これまでのリハビリ登板では、計３試合で８回2/3を投げ、奪三振12、与四球５、防御率8.31を記録。状態は上向いているものの、復帰まではあと一歩という段階だ。ロバーツ監督は以前、「あと２回の登板が必要になるだろう」と話しており、そのうちの１回が今回にあたる。順調にいけば、次回登板後に復帰プランが現実味を帯びてくるかもしれない。

　右肩の状態を慎重に見極めながら復帰プログラムを経て、グラスノーがどのタイミングでドジャースの先発ローテーションに戻ってくるのか、今後の動向が注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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