筋金入りの虎党登場にスタンドが沸き立った。

　７月11日、阪神甲子園球場で開催された阪神タイガースvs東京ヤクルトスワローズの一戦。試合に先駆けて行なわれた始球式で会場を盛り上げたのが、大の阪神ファンで知られる元NMB48メンバーにしてシンガーソングライターの山本彩（さやか）さんだ。
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　この日は「ウル虎の夏」と銘打たれたシリーズの初戦。山本さんはチーム特製の黄色いシャツを羽織り、黒のパンツと合わせたコーデで颯爽とマウンドに歩を進める。クイックモーションからさらりと投じた一球は、山なりながらも見事ノーバウンドで捕手の元へ。甲子園は大歓声に包まれた。

　山本さんは「いつもは100球、200球くらい数日前に練習してからやっていたんですけど、今回はそれができなかった。不安だったんですけど、できてすごいホッとしています」と笑顔で感想。「今年も来たなという感じでテンションが上がりますね。今日も新しいやつ（ユニホーム）を着て、鏡で見たんですけど、我ながら似合うなと。なんか制服を着ているようなしっくり感があります」と話した。
  　阪神が勝って12連勝を達成すれば、山本さんによる「六甲おろし」の生歌唱が実現したが、残念ながら結果は３対６の敗戦。山本さんも公式Ｘで「ちょっと待ってくれ」「はぁ...まけほー...」とガックリ。その後にSNS上に心ないコメントが届いたようで「疫病神とか出禁って言ってる人 聞こえてますよ」とチクリ。「こんな日もある！！！次勝とう！！！」とポジティブに呼びかけた。

　始球式をチェックしたファン＆フォロワーからは称える声が相次いだ。「やっぱさや姉サイコー」「31歳とかまじで!?」「あいかわらず綺麗だわぁ」「ほんまキラッキラしてるな」「勝つまで阪神の始球式やってほしい」「普通にナイスピッチでしたよ」「代わりに先発すればよかったのに」「なんか堂々とした感じがまたシビれた」など、枚挙に暇がないほどだ。

構成●THE DIGEST編集部
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