現地７月31日に迎えるトレード期限までに、ロサンゼルス・ドジャースが外野手を入れ替えるかもしれない。

　退団の可能性があるのは、マイケル・コンフォートのようだ。米メディア『Athlon Sports』によると、ポッドキャスト番組『Dodger Talk』のパーソナリティー、デビッド・ヴァセグ氏が、「コンフォートは７月31日までに、ドジャースの左翼手にふさわしい選手だと示す必要がある」と発言。不振が続く限り、放出は免れないを見通した。

　コンフォートは開幕から一向に調子が上がらず、前半戦終了時点で打率.184、８本塁打、打点23と低迷。期待外れの烙印を押されかけている状況だ。

　ヴァセグ氏は、「ドジャースはトレード期限までに投手陣を補強すると言われているが、それよりも外野手の補強をするべきだ」と語った。とりわけ負傷者が多かったドジャースの先発陣のうち、すでにタイラー・グラスノーが復帰済み。ブレイク・スネルも間もなく復帰と見られており、「投手陣よりも外野の強化に注力する必要がある」と力説した。

　そんなドジャースに外野手が加入する噂もある。ドジャース専門メディア『True Blue LA』は、「ドジャースが、シカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロバートJr.を調査している」と伝え、今夏の獲得を匂わせた。

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  　ネタ元は米紙「New York Post」のジョン・ヘイマン記者の報道だ。ヘイマン記者はロバートJr.の獲得に８チームが動いており、そのうちのひとつがドジャースだと報じている。

『True Blue LA』は、「ロバートJr.は今シーズン、79試合の出場で打率.190、出塁率.275、長打率.325、９本塁打、wRC+65とキャリア最低の成績を残している」と不調ぶりを強調しながらも、「わずか２シーズン前に38本塁打を記録。ア・リーグMVP投票で12位に入るほど、驚異的なシーズンを過ごした」とかつての好成績を紹介し、ドジャースでの復活に期待を寄せた。

「投手なのか外野手なのかにかかわらず、多くの他球団と同じように、ドジャースはトレード期限まで新戦力の獲得に動く可能性が高い。過去にも積極的な動きを見せており、今年もトレード期限までに戦力を向上させても驚かない」と『Athlon Sports』が記したように、はたしてドジャースは新戦力を迎えるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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