現地7月15日(日本時間16日)に行なわれたMLBオールスターゲームで、昨年のサイ・ヤング賞左腕のタリク・スクーバルがアメリカン・リーグの先発を務めた。
【動画】スクーバル、チャレンジ成功でマチャド見送り三振!
今年のオールスターでは、MLBが2021年からマイナーリーグで導入していたABSチャレンジシステム(自動ボール・ストライク判定チャレンジ)が初めて採用された。各チームに2回のチャレンジ権が与えられ、成功すれば回数は維持される。チャレンジできるのは投手、捕手、打者のみに限られている。
試合ではさっそく、1回裏、1死二塁の場面で、スクーバルがマニー・マチャドに投じたカウント0―2からのチェンジアップがボールと判定されると、捕手のカル・ラリーが即座にヘルメットに手を当ててチャレンジを申請した。FOX中継用にマイクを装着していた2人のやり取りは中継され、MLB公式サイト『MLB.com 』で紹介された。
センターのビデオボードでリプレーを見ながら、スクーバルは「どう思うラリー、今のどうだった?」と尋ねると、ラリーは「ストライクだと思うよ」と返答。判定は覆され、マチャドは見逃し三振となった。
スクーバルは前日の時点では「ABSを使うつもりはない」と話していたが「でも、あれはストライクだと思った。0―2のカウントでは欲しい判定だった。ABSはそのうち導入されると思うよ。選手が好むかどうかに関わらずね。だったら慣れておいたほうがいい」と、ABSの本格導入を見据えた前向きな姿勢を垣間見せたという。
ABSの導入により、MLBの判定精度向上への取り組みが本格化すれば、選手たちもより技術革新への適応が求められていくのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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【動画】スクーバル、チャレンジ成功でマチャド見送り三振!
今年のオールスターでは、MLBが2021年からマイナーリーグで導入していたABSチャレンジシステム(自動ボール・ストライク判定チャレンジ)が初めて採用された。各チームに2回のチャレンジ権が与えられ、成功すれば回数は維持される。チャレンジできるのは投手、捕手、打者のみに限られている。
試合ではさっそく、1回裏、1死二塁の場面で、スクーバルがマニー・マチャドに投じたカウント0―2からのチェンジアップがボールと判定されると、捕手のカル・ラリーが即座にヘルメットに手を当ててチャレンジを申請した。FOX中継用にマイクを装着していた2人のやり取りは中継され、MLB公式サイト『MLB.com 』で紹介された。
センターのビデオボードでリプレーを見ながら、スクーバルは「どう思うラリー、今のどうだった?」と尋ねると、ラリーは「ストライクだと思うよ」と返答。判定は覆され、マチャドは見逃し三振となった。
スクーバルは前日の時点では「ABSを使うつもりはない」と話していたが「でも、あれはストライクだと思った。0―2のカウントでは欲しい判定だった。ABSはそのうち導入されると思うよ。選手が好むかどうかに関わらずね。だったら慣れておいたほうがいい」と、ABSの本格導入を見据えた前向きな姿勢を垣間見せたという。
ABSの導入により、MLBの判定精度向上への取り組みが本格化すれば、選手たちもより技術革新への適応が求められていくのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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