現地７月15日、米オールスターのレッドカーペットで見せたスター選手のファッションを米メディア『Yahoo Sports』が診断し、「勝者」と「敗者」に分類した。

　真っ先に「勝者」に挙げたのはロナルド・アクーニャJr.だった。「レッドカーペットで頼れる存在。長年にわたり、素晴らしい姿を披露してきたが、今年も例外ではなかった。いつものようにアクセサリーはまぶしく、アトランタをテーマにした円形のペンダントは自分でデザインした」と太鼓判を押した。

「君のファッションセンスは知らなかったよ」と驚いたのは、タリク・スクーバルの服装だ。「『Dior』『Valentino』『Jil Sander』を取り入れたオールブラックの装いで登場。アクセサリーとサングラスでクールな雰囲気に仕上げた」と感銘。アーロン・ジャッジについては、「ピンストライプ柄を夏らしいスーツに取り入れ、レザーブーツと合わせて見事に着こなした」と高評価している。

「白を基調にしたハリウッド風のフォーマルな装いで、洗練された印象。ネクタイのアクセサリーや腕時計など、細部まで完璧にまとめた」と絶賛の山本由伸のほか、ジャズ・チゾムJr.、マックス・フリード、フェルナンド・タティースJr.、ピート・アロンソ、フランシスコ・リンドーアら、個性あふれるスタイルも高く評価した。

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  　一方で「敗者」の最初に記載したのが、大谷翔平だった。「2022年に着用したフォレストグリーンのスーツなど、大谷は一流のファッションモーメントを持っていた。しかし、今年のレッドカーペットでは珍しく"空振り"してしまった。サイズ感が合っておらず、統一感もない」と低評価した。

　ただ、そんな大谷を救ったのは、妻・真美子さんだった。「大谷のバラバラな印象を、華やかな場にふさわしいピーチカラー・ドレスで挽回した」と開催地ジョージア州の名産、桃にちなんだ真美子さんのドレスを称賛した。

　同メディアはポール・スキーンズのスタイルも「モーブカラーに"ロビンの卵"のような青色のアクセントは的外れ」と酷評。「ピッツバーグのデザイナー、デビッド・アレンの起用と、ガールフレンドのオリビア・ダンさんのファッションに対するウィットにとんだ返答で点数を稼いだ」と記し、さらにクレイトン・カーショウ、カル・ラリー、カルロス・ロドンのファッションも「微妙」とした。

構成●THE DIGEST編集部

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