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MLBオールスター初選出のドジャース山本由伸、今季好調な要因は“ルーキーイヤーの経験”

THE DIGEST編集部

2025.07.19

ドジャースの山本。昨季の経験が今季の好調につながっていると明かした。(C)Getty Images

ドジャースの山本。昨季の経験が今季の好調につながっていると明かした。(C)Getty Images

 山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)がメジャー2年目で初のMLBオールスターに選ばれた。チームのローテの関係で球宴登板は見送られたものの、今季は19試合に先発して8勝7敗、リーグ5位の防御率2.59をマークしている。ここまで好調の裏側には、世界一に輝いた昨季の経験があると明かした。

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 2024年のポストシーズン初戦、サンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第1戦で先発マウンドを任された山本は3回5失点と厳しい結果に。しかし、負ければ終わりの第5戦で再び先発登板すると、5回2安打無失点。ほぼ完璧に抑えたピッチングが大きな自信につながったと地元紙『Los Angeles Times』に明かした。

「僕は精神的に強い方では決してない。打ち込まれた時は本当に落ち込むこともある。でも時間が経つにつれて物事が整理されて、自分が何をすべきか明確になるんだ」

 当時は第1戦で山本のグローブの位置によって球種を読まれていたとドジャースが考え、右腕が修正に取り組んだため、再び対峙したパドレス打線を抑えられたという。

 その後はリーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズで2試合に先発し計10回2/3を投げ3失点とエリート級の活躍でチームの勝利に貢献。「本当に貴重な経験だった。この経験と技術的な部分での進歩のおかげで成長できたと思う」と同紙に語っている。

 そして山本は、シーズンの過ごし方についても言及。昨季は右肩の負傷により3か月の離脱という、つらい時期を味わいながらも「そこから成長しようと決意して、(復帰に向けた)時間を過ごした」とその経験を糧にしたという。投球間隔や移動など日本との違いを理解して最適な方法を探る作業はまだ続いているものの、「今季は身体の回復が本当に順調」と昨季からの成長ぶりを実感している。

 また、日本人右腕はサイ・ヤング賞3度の同僚クレイトン・カーショウを理想のチームメイトと考えている。「彼のピッチングを見ると多くを学べる。あらゆる面で尊敬できる選手で、チームのみんなもそう思っている。僕もそんな選手になりたい」と声を弾ませ、レジェンド左腕へリスペクトを送った。

構成●THE DIGEST編集部

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