ロサンゼルス・ドジャースは現地７月19日に本拠地でミルウォーキー・ブルワーズと対戦。３回裏に大谷翔平が今季33号２ランとなる本塁打を放つも、７ー８で敗れた。
 
　前日の試合では０－２で完封負けを喫していたドジャースにとって、この日の７得点は反撃の兆しとも言える内容だったが、勝利にはつながらなかった。これで本拠地ではまさかの５連敗となった。
 
　米メディア『Orange Country Register』はドジャースについて「最近の野球で最もホットなチームではない。ただし、チームとしての功績を称えることはできる」と評した。そのうえで、今試合についても次のように振り返っている。
 
「ドジャースのオフェンスは土曜日の午後に生き返ったが、新しいオーバーロードに対しては十分ではなかった。ブルワーズに彼らは７ー８と敗れている」
  　さらに同メディアは、ドジャースの課題についても言及。７月だけで１点以下の得点に終わった試合が５試合あったことから、「今月にドジャースが引きずり落とされる最大の問題は攻撃の欠如だった」と言及。この試合でブルワーズから７得点を奪いながら８点を取られて敗戦したことを受けて「しかし、土曜日に彼らを失望させたのは投球だった」とも評した。
 
　投げては、先発したエメット・シーハンが３回に一挙４失点。「辛うじて３回を抜け出した」とその内容を振り返った上で、以下のように続けた。

「最終的に３回を脱出し、ドジャースはイニングの裏で同点に追いついた。しかし、若い右利きの彼は４回にアイザック・コリンズにホームランを許してしまい、シーハンの夜は早々と終わった」
 
　また、ブルワーズの公式戦９連勝達成にも触れ、「ナ・リーグ中地区をリードするシカゴ・カブスのバックミラーに突入している」と表現。そしてドジャースとの相性についても「ドジャースは共謀者だ。ブルワーズの９勝のうち５勝はドジャース戦なのだ」と紹介した。

　本拠地での痛恨の５連敗に加え、ナ・リーグ中地区の強豪ブルワーズに今季５敗目を喫したドジャース。大谷の一発も勝利にはつながらず、攻守両面での立て直しが急務となっている。後半戦の戦いに注目だ。
 
構成●THE DIGEST編集部

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