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名門撃破で「世界一の投手」評価に現地メディアも納得!カブス今永昇太、メジャーを席巻する快投が止まらない

THE DIGEST編集部

2025.07.21

今永が今季7勝目を挙げた。(C) Getty Images

今永が今季7勝目を挙げた。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスの今永昇太が現地時間7月19日、本拠地でのボストン・レッドソックス戦に先発し、今季7勝目を挙げた。7回を投げ被安打5、無失点と見事なピッチングを展開し、チームは6対0で快勝。好調カブスの後半戦連勝スタートに、背番号18が大きく貢献した。

【動画】今永昇太、レッドソックス戦の投球ダイジェスト
 この日今永は、2回までに単打3本を打たれたが、無失点で切り抜けており、3回からの4イニングではレッドソックス打線をノーヒットに抑えている。味方打線も初回からマイケル・ブッシュ、カイル・タッカーにホームランが生まれており、先発左腕を援護。2回にもカブスが1点を加えると、今永はチームのリードをしっかりと守り、7回を投げ抜いた。また、注目を集めた吉田正尚との対戦では、3打席で2本のヒットを許したものの、後続を打ち取りピンチを広げることは無かった。
 
 今永はハムストリングの怪我から復帰後で4勝をマークしている。特に直近2戦では、いずれも7イニングを投げており、夏場のマウンドでも投球の安定感は増すばかりだ。

 好投を続ける日本人サウスポーのパフォーマンスは現地でも大きく報じられている。米メディア『CLUTCHPOINTS』では、「イマナガは6月下旬にハムストリングの故障から復帰して以来、まさにエリートの投球を続けている」と評しており、「IL(負傷者リスト)から戻って以降の5度の先発では4勝1敗、防御率1.78という抜群の成績を残している。ヤンキースとレッドソックスというMLB屈指の名門チームを相手に、合計14回を投げて失点はわずか1、奪三振11、四球はわずか2つだ」と過去2戦の内容を振り返った。

 さらに同メディアは、「土曜日の試合では、レッドソックス打線はなす術がなかった。イマナガは5安打を打たれながらも得点は許さず。抜群のコントロールと落ち着きでボストン打線を翻弄した」と賛辞を並べている。

 また今回のトピックでは、カブスのマイケル・ブッシュが今永について、「彼は世界一のピッチャーのひとり」と語ったコメントも掲載。その評価に対し同メディアは、「率直に言って、もはやそれに反論するのは難しくなってきている」などと綴っている。

 これで今永は3登板連続でクオリティスタートを記録。もはや故障明けの不安を微塵も感じさせないピッチングで、後半戦のカブスを力強く引っ張っている。

構成●THE DIGEST編集部
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