現地7月26日、ロサンゼルス・ドジャースはボストン・レッドソックスに2対4で敗れた。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は第1打席で2試合ぶり、今季10本目の先頭打者弾となる38号ソロホームランを放ったがチームは逆転負け。勝利には結びつかなかった。
【動画】大谷翔平、今季10度目の先頭打者HR!敵地騒然の38号弾
初回、大谷は先発左腕ギャレット・クローシェイが投じた3球目97.1マイル(156.3キロ)の直球を豪快に捉える。高々と舞い上がった打球は中堅スタンドに一直線に飛び込んだ。打球速度108.5マイル(約174.6キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)を記録するいきなりの先制アーチに敵地ファンも騒然だった。
1死後には3番のテオスカー・ヘルナンデスにも16号ソロ本塁打が飛び出し、ドジャースが幸先良く2点を先取した。
ところがドジャース先発クレイトン・カーショウが2回に無死二塁、三塁のピンチを招くと、ジャレン・デュランに2点適時二塁打を浴び追い付かれる。次打者を遊飛に打ち取ったが9番エイブラハム・トロに中犠飛を許し、2対3と勝ち越される。
3回以降は丁寧なピッチングで立ち直りゼロに抑えていたカーショウだったが、5回2死から中安打でランナーを出すと、ロマン・アンソニーに左二塁打を打たれ重い4点目を与える。点差を広げたところで降板し、6安打4失点と精彩を欠く内容にベテラン左腕はうなだれた。
一方の打線は2回以降、レッドソックスのクローシェイを攻略できず無得点。単打は出るもつながりを欠き、6回まで10個の三振を献上。7、8回もレッドソックス中継ぎ陣の前に沈黙し好機をつくれない。
2点差のまま迎えた9回、敗北寸前のドジャースは2死からエステリー・ルイーズが四球を選び、一発が出れば同点の場面でデーブ・ロバーツ監督はキム・ヘソンに代え、ムーキー・ベッツを代打に送る。後ろには大谷が控える絶好の機会のなかベッツはボールを見極めてフルカウントまで持ち込む。だが最後は、真ん中やや高めに来た157キロの直球に手が出ず見逃し三振でゲームセット。家族の不幸で離脱していた元MVPプレーヤーはバットが出ず、悔しさをにじませてベンチに引き揚げた。
大谷は第2打席以降は3打席連続空振り三振。4回2死一、三塁の場面では三球三振を
喫するなど、ア・リーグ奪三振王のクローシェイに苦戦した。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「本当に化け物レベル...」大谷翔平、MLB屈指の左腕から特大38号!“年間58.6発ペース” 7戦6発の量産ぶりにネット衝撃「今年は60いけるか?」
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初回、大谷は先発左腕ギャレット・クローシェイが投じた3球目97.1マイル(156.3キロ)の直球を豪快に捉える。高々と舞い上がった打球は中堅スタンドに一直線に飛び込んだ。打球速度108.5マイル(約174.6キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)を記録するいきなりの先制アーチに敵地ファンも騒然だった。
1死後には3番のテオスカー・ヘルナンデスにも16号ソロ本塁打が飛び出し、ドジャースが幸先良く2点を先取した。
ところがドジャース先発クレイトン・カーショウが2回に無死二塁、三塁のピンチを招くと、ジャレン・デュランに2点適時二塁打を浴び追い付かれる。次打者を遊飛に打ち取ったが9番エイブラハム・トロに中犠飛を許し、2対3と勝ち越される。
3回以降は丁寧なピッチングで立ち直りゼロに抑えていたカーショウだったが、5回2死から中安打でランナーを出すと、ロマン・アンソニーに左二塁打を打たれ重い4点目を与える。点差を広げたところで降板し、6安打4失点と精彩を欠く内容にベテラン左腕はうなだれた。
一方の打線は2回以降、レッドソックスのクローシェイを攻略できず無得点。単打は出るもつながりを欠き、6回まで10個の三振を献上。7、8回もレッドソックス中継ぎ陣の前に沈黙し好機をつくれない。
2点差のまま迎えた9回、敗北寸前のドジャースは2死からエステリー・ルイーズが四球を選び、一発が出れば同点の場面でデーブ・ロバーツ監督はキム・ヘソンに代え、ムーキー・ベッツを代打に送る。後ろには大谷が控える絶好の機会のなかベッツはボールを見極めてフルカウントまで持ち込む。だが最後は、真ん中やや高めに来た157キロの直球に手が出ず見逃し三振でゲームセット。家族の不幸で離脱していた元MVPプレーヤーはバットが出ず、悔しさをにじませてベンチに引き揚げた。
大谷は第2打席以降は3打席連続空振り三振。4回2死一、三塁の場面では三球三振を
喫するなど、ア・リーグ奪三振王のクローシェイに苦戦した。
構成●THE DIGEST編集部
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