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MLB

アーロン・ジャッジ、右肘痛で戦線離脱…ヤンキースの不振が続く中で苦悩を明かす「負傷者リスト入りの決断が一番時間がかかった」

THE DIGEST編集部

2025.07.27

IL入りすることになったヤンキースのジャッジ。(C)Getty Images

IL入りすることになったヤンキースのジャッジ。(C)Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが右肘痛のため、10日間の負傷者リスト(IL)入りとなったことが発表された。打撃の各部門でトップを争っている主砲の離脱は、ヤンキース首脳陣やファンにとっても複雑な想いを抱かせるニュースとなった。

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『MLB.com』によるとジャッジは、現地時間7月22日のトロント・ブルージェイズ戦での守備時、送球した際に右肘を痛めたという。現在、ア・リーグ東地区2位とプレーオフ争いで巻き返しが必要となるヤンキースは、ここにきて緊急事態に見舞われた。

 ジャッジ負傷の一報は当然、現地でも大きく扱われている。米メディア『CLUTCHPOINTS』は、IL入り発表の直後にジャッジ本人のコメントなどを伝えるトピックを配信している。

 その中で同メディアは、「昨季のア・リーグMVPであるジャッジは画像診断を受け、最悪の場合はトミー・ジョン手術で今季絶望になるのではないかとの懸念が広がった」と振り返りながら、診断結果が右肘の「屈筋損傷」だったとして、「ヤンキースにとっては間違いなく痛手だが、靭帯(UCL)に損傷はなく、当初の最悪の予想よりはるかに安心できる内容だった」と綴っている。
 
 また、故障が明らかになった後でのジャッジやチームの対応にも触れ、「(ジャッジは)IL入りせずに指名打者として出場を続けたいと望んでいたが、チームは慎重な判断を下した」と説明。その上で、「IL入りする決断に一番時間がかかった。他の何よりもね」と語るジャッジの言葉も記している。

 他にも、右肘を痛めたブルージェイズ戦後も出場していた様子を伝えており、「金曜日に再びジャッジはライトの守備についたが、明らかに投げる際の痛みが残っており、チームはIL入りを決断せざるを得なかった」と指摘した。

 また同メディアは、「ヤンキースは、少なくとも今後10試合はこの7度のオールスター選出外野手を欠くことになる」と今後を見通しながら、「このタイミングでの離脱は、ヤンキースにとって非常に厳しい。チームは直近10試合のうち7試合で敗れており(7月26日現在)、スランプに陥っている。現在、地区首位とは6ゲーム差まで広がっている」として、チームの現状を危惧している。

 苦境のヤンキースにとってジャッジの故障離脱は、まさに予想外のアクシデントと言わざるを得ない。地区3位転落も近づいている中、チームはキャプテンの復帰まで持ちこたえられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部


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