現地7月28日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がシンシナティ・レッズ戦に先発し、7回101球、被安打4、9奪三振、2四球、1失点で9勝目を挙げた。山本の白星は7月1日のシカゴ・ホワイトソックス戦以来、4試合ぶりだ。
1点のリードをもらった山本は1回裏、1死から2番マット・マクレーンに右前打を許すと、3番エリー・デラクルーズに四球。4番オースティン・ヘイズの左前打で1死満塁とピンチを迎えると、前ドジャースの5番ギャビン・ラックスの二ゴロの間に1点を失った。
2回は7番タイラー・スティーブンソン、8番ウィル・ベンソンを連続三振に仕留め、9番ノエルビ・マルテを一ゴロ。下位打線を三者凡退に抑え込んだ。3回は先頭のTJ・フリードルに二塁打を打たれ、1死からデラクルーズの左飛を左翼手のマイケル・コンフォートが遊撃手ムーキー・ベッツと一瞬見合った末、打球をグラブに当てながら捕球できずに一、三塁。それでも、続くヘイズを空振り三振、ラックスを遊飛に抑えてピンチをしのいだ。
山本は2回から4回にかけて5奪三振。100マイル(約160.9キロ)前後のフォーシームで押してくるレッズの新人投手チェイス・バーンズが4回まで毎回の7奪三振と、試合は投手戦の様相を呈した。
【動画】山本由伸の初回の投球
この展開を打破したのは大谷だった。5回、1死一、三塁から大谷が99.4マイル(約160キロ)のフォーシームをライナーで右中間にはじき返す2点適時二塁打。ドジャースが3対1とリードを奪った。援護をもらった山本は、直後の5回を三者凡退に抑え、6回も無失点。4回から7回まで被安打0と貫録の投球を見せた。
7回に3番テオスカー・ヘルナンデス、4番フレディ・フリーマンの連続適時打で5対1と点差を広げたドジャースは、8回を2番手のアレックス・ベシアが抑え、9回に負傷者リストから復帰したばかりのブレイク・トライネンが1点を許したものの、4番手のジャック・ドレイヤーが締めて5対2で勝利。連敗を2で止めた。
試合後、地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、7回1失点の山本を称賛。「シーズン序盤は好調だったものの、5月と6月は苦戦。しかし、再び調子を取り戻した。防御率は2.48だ」と自身のXにポストした。
専門メディア『Dodgers Nation』は、「山本がドジャースにとって特別な存在だ」と称え、ノア・カムラス記者は「ドジャースのエース投手は、チームが強力な先発を必要としている時期に、まさに実力を発揮した」と評価。『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者も「本当に素晴らしい投球だった」と山本を称えた。
構成●THE DIGEST編集部
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1点のリードをもらった山本は1回裏、1死から2番マット・マクレーンに右前打を許すと、3番エリー・デラクルーズに四球。4番オースティン・ヘイズの左前打で1死満塁とピンチを迎えると、前ドジャースの5番ギャビン・ラックスの二ゴロの間に1点を失った。
2回は7番タイラー・スティーブンソン、8番ウィル・ベンソンを連続三振に仕留め、9番ノエルビ・マルテを一ゴロ。下位打線を三者凡退に抑え込んだ。3回は先頭のTJ・フリードルに二塁打を打たれ、1死からデラクルーズの左飛を左翼手のマイケル・コンフォートが遊撃手ムーキー・ベッツと一瞬見合った末、打球をグラブに当てながら捕球できずに一、三塁。それでも、続くヘイズを空振り三振、ラックスを遊飛に抑えてピンチをしのいだ。
山本は2回から4回にかけて5奪三振。100マイル(約160.9キロ)前後のフォーシームで押してくるレッズの新人投手チェイス・バーンズが4回まで毎回の7奪三振と、試合は投手戦の様相を呈した。
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この展開を打破したのは大谷だった。5回、1死一、三塁から大谷が99.4マイル(約160キロ)のフォーシームをライナーで右中間にはじき返す2点適時二塁打。ドジャースが3対1とリードを奪った。援護をもらった山本は、直後の5回を三者凡退に抑え、6回も無失点。4回から7回まで被安打0と貫録の投球を見せた。
7回に3番テオスカー・ヘルナンデス、4番フレディ・フリーマンの連続適時打で5対1と点差を広げたドジャースは、8回を2番手のアレックス・ベシアが抑え、9回に負傷者リストから復帰したばかりのブレイク・トライネンが1点を許したものの、4番手のジャック・ドレイヤーが締めて5対2で勝利。連敗を2で止めた。
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