現地７月31日のトレード期限が迫るなか、ロサンゼルス・ドジャースに大きな動きがありそうだ。

　米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は現地７月27日の記事で、各球団の補強動向を精査。ドジャースに関しては、「チームはマイケル・コンフォートがシーズンを通して苦戦しているため、外野手の強化を検討している」と記した。

　ドジャースが興味を示しているのは、「ミネソタ・ツインズのハリソン・ベイダーと、セントルイス・カーディナルスのユーティリティープレーヤー、ブレンダン・ドノバン」の２選手だという。

　31歳のベイダーは2017年にカーディナルスでメジャーデビュー。21年にはゴールドグラブ賞を受賞するほど、守備に定評がある。ニューヨーク・ヤンキース、シンシナティ・レッズ、ニューヨーク・メッツを経て、25年２月にツインズと１年625万ドル（9.3億円）で契約。今シーズンは出場93試合で、打率.255、12本塁打、38打点をマークしている。

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  　一方のドノバンはドイツ出身の28歳で、18年のドラフトでカーディナルスに指名され、22年にメジャーデビュー。22年から24年にかけて.281、.284、.278と堅実な打撃成績を残し、守備では一塁、二塁、三塁、遊撃、外野を守った経験を持っている。

　このようにナイチンゲール記者が報じるほど、ドジャースはコンフォートの不振を問題視しているようだ。さらには「ブルペン補強を求めて、ほぼ全てのチームに連絡を取っている」とも伝えたように、ドジャースはトレード期限まで投打の補強に動くと見られている。

構成●THE DIGEST編集部

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