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プロ野球

【DeNA】「1番・牧秀悟」の起用と9回バントの真髄――靍岡ベンチコーチが明かす新時代の戦略

THE DIGEST編集部

2026.03.30

☆ビハインドでの送りバントの意味

 打順論とともにファンの間で議論を呼んだのが、初戦での1点ビハインドの場面で見せたバント策。

「基本的なバントの思想として、得点確率が上がるのは無死二塁から1死三塁と、無死一、二塁から1死二、三塁になった時しか数字上では上がりません。非常に限定的なことを理解した上で、プラスどうやって攻めていくかは試合中の流れ、相手ピッチャーの出来などを組み合わせています。なので、ただ送っての同点狙いではなく、最低でも同点でそれ以上にあの下位で決めきるプランでした」
 

 アウトをひとつ献上して得点圏にランナーを進める。それは数字上ではベターではないことを承知のうえで取った策。「形として結果に繋がらなかったので、また作戦を練り直さなければなりませんが…」と責務は負う大前提は認めつつ、ベンチの狙いを語った。

「蝦名の調子が良ければ打たせることもありました。けれどもバントに踏み切ったのは、松尾(汐恩)が9番に入っていて、その前には代打を送ることも決まっていました」。7番に入っていたピッチャーに度会隆輝を、その前全て三振を喫していた石上には九鬼隆平で勝負するプランは織り込み済み。さらに相手投手は日本初登板のキハダ。俊足ランナーがセカンドに進めば、外野も前に出る。間を抜けば長打の期待値も上がり、ひとりでも出塁できれば松尾に回り、さらには1番には牧がいる。

「天候も悪かったですし、初めてっていうところでアップアップしてたところもあるので、得点圏に行けばまた力も入ると思いますし、いろんなバランス、状況を考えた中での作戦でした」

 勝てば官軍の世界。だがデータという「盾」を持ちながら、現場の状況に応じた「矛」を振るう新体制の意志が、そこには存在した。

取材・文●萩原孝弘
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