【2009年開幕戦】
4月5日 vs 楽天@札幌ドーム
日本ハム 1-3 楽天
〈登板内容〉
9回 自責3 三振5 四球0(敗戦投手)
第2回WBCで先発ローテーションを組んだ、敬愛する岩隈久志との投げ合いに注目が集まった一戦。しかしその期待とは裏腹に、試合は初回から動いた。ダルビッシュは先頭のリックにヒットを許すと、犠打後に鉄平がセンターオーバーのスリーベース。そして、元チームメイトのセギノールに2ランを被弾。開始わずか8分で3点を失ってしまう。それでも、決して本調子とは言えない中で9回完投するなど、エースの矜持は見せた。
【2010年開幕戦】
3月20日 vs ソフトバンク@札幌ドーム
日本ハム 3-5 ソフトバンク
〈登板内容〉
9回 自責3 三振13 四球1(敗戦投手)
前年にMVPを獲得して史上最年少で3億円プレーヤーの仲間入りを果たしたダルビッシュ。奪三振王を何度も争った杉内俊哉とのマッチアップとなったが、川﨑宗則や小久保裕紀を軸とするホークス打線が効果的な攻撃を見せ、計4イニングで失点するなど、過去3回とはまったく違う展開に。史上5人目の4季連続開幕戦での完投を記録し、13奪三振を挙げたものの、消化不良感のある登板となった。
【2011年開幕戦】
4月12日 vs 西武@札幌ドーム
日本ハム 3-12 西武
〈登板内容〉
7回 自責7 三振9 四球2(敗戦投手)
これが日本ラスト開幕戦。かなりビルドアップした姿を見せて臨むなど、メジャー挑戦への意気込みもよく感じさせた。西武の球団最長となる5年連続開幕投手、ライバルの涌井秀章との“伝統の一戦”となったものの、中島裕之の3ラン、若き浅村栄斗も猛打賞を許すなど、まさかの7失点KO。3年連続で開幕戦で白星をもたらすこともできなかった。
【2017年開幕戦】
4月3日(現地時間) vs インディアンス@グローブライフパーク
レンジャーズ 5-8 インディアンス
〈登板内容〉
6.1回 自責4 三振4 四球5(勝ち負けなし)
メジャー6年目で初の開幕投手に。トミー・ジョン手術明けフルシーズン1年目、サイ・ヤング賞投手コリー・クルーバーとの投げ合いに注目されたものの、ともに序盤から失点を許す展開。それでもダルビッシュは6回までは3失点にまとめるなど、まずまずの投球を見せた。
日米通算6度の開幕投手を務めてきたダルビッシュ。果たしてそのうち、勝利投手になったのは1対0完封を見せた08年の1回だけという、ダルビッシュからすれば不本意な結果が続いている。
長丁場のレギュラーシーズン。日本では143試合の1試合、メジャーでは162試合の1試合かもしれない。だが、その時に最初のマウンドに上がれるのも年間一人だけ。数々の功績を成し遂げてきた日本のエースは、12年ぶりの白星を手にできるのか、今から目が離せない。
構成●SLUGGER編集部
4月5日 vs 楽天@札幌ドーム
日本ハム 1-3 楽天
〈登板内容〉
9回 自責3 三振5 四球0(敗戦投手)
第2回WBCで先発ローテーションを組んだ、敬愛する岩隈久志との投げ合いに注目が集まった一戦。しかしその期待とは裏腹に、試合は初回から動いた。ダルビッシュは先頭のリックにヒットを許すと、犠打後に鉄平がセンターオーバーのスリーベース。そして、元チームメイトのセギノールに2ランを被弾。開始わずか8分で3点を失ってしまう。それでも、決して本調子とは言えない中で9回完投するなど、エースの矜持は見せた。
【2010年開幕戦】
3月20日 vs ソフトバンク@札幌ドーム
日本ハム 3-5 ソフトバンク
〈登板内容〉
9回 自責3 三振13 四球1(敗戦投手)
前年にMVPを獲得して史上最年少で3億円プレーヤーの仲間入りを果たしたダルビッシュ。奪三振王を何度も争った杉内俊哉とのマッチアップとなったが、川﨑宗則や小久保裕紀を軸とするホークス打線が効果的な攻撃を見せ、計4イニングで失点するなど、過去3回とはまったく違う展開に。史上5人目の4季連続開幕戦での完投を記録し、13奪三振を挙げたものの、消化不良感のある登板となった。
【2011年開幕戦】
4月12日 vs 西武@札幌ドーム
日本ハム 3-12 西武
〈登板内容〉
7回 自責7 三振9 四球2(敗戦投手)
これが日本ラスト開幕戦。かなりビルドアップした姿を見せて臨むなど、メジャー挑戦への意気込みもよく感じさせた。西武の球団最長となる5年連続開幕投手、ライバルの涌井秀章との“伝統の一戦”となったものの、中島裕之の3ラン、若き浅村栄斗も猛打賞を許すなど、まさかの7失点KO。3年連続で開幕戦で白星をもたらすこともできなかった。
【2017年開幕戦】
4月3日(現地時間) vs インディアンス@グローブライフパーク
レンジャーズ 5-8 インディアンス
〈登板内容〉
6.1回 自責4 三振4 四球5(勝ち負けなし)
メジャー6年目で初の開幕投手に。トミー・ジョン手術明けフルシーズン1年目、サイ・ヤング賞投手コリー・クルーバーとの投げ合いに注目されたものの、ともに序盤から失点を許す展開。それでもダルビッシュは6回までは3失点にまとめるなど、まずまずの投球を見せた。
日米通算6度の開幕投手を務めてきたダルビッシュ。果たしてそのうち、勝利投手になったのは1対0完封を見せた08年の1回だけという、ダルビッシュからすれば不本意な結果が続いている。
長丁場のレギュラーシーズン。日本では143試合の1試合、メジャーでは162試合の1試合かもしれない。だが、その時に最初のマウンドに上がれるのも年間一人だけ。数々の功績を成し遂げてきた日本のエースは、12年ぶりの白星を手にできるのか、今から目が離せない。
構成●SLUGGER編集部