ローテーションに食い込むような投手も上位でしっかりと押さえたい。左の有馬伽久(立命館大)はツーシームとスライダーが武器で、奪三振を狙って取れるタイプ。山野は一段上のステージに上った感があるが、髙橋奎二や増居翔太とローテーション争いを生み出せる左腕だろう。
25年秋の神宮大会では大会新記録の10者連続三振を奪うなど、投手によってはコマンドが荒れることもある神宮球場で高いパフォーマンスを発揮できたことも好材料だ。
古賀優大と鈴木叶に続く5年後の正捕手候補を獲得するには、今年はうってつけの年。佐伯真聡(花咲徳栄高)はキャッチャーらしい視野の広さがあり、強肩強打の捕手。歴代の捕手を見てもスワローズは肩の強さと送球の正確さを重視しており、その点でも申し分がない。中村悠平が大怪我を負い、来年も古賀・鈴木叶で一軍を回していく可能性が高いことを鑑みると、二軍で出場機会を担保できる今の状況も追い風だ。
スワローズの歴史を紐解いても、高卒出身野手がコアプレーヤーになったことが多い。このことも後押しにしつつ、将来のセンターラインを固めるとともに、絶対数が必要な投手は堅実に複数名獲得するドラフトが望ましいだろう。
文●シュバルベ
【著者プロフィール】
オリックス・バファローズと東京ヤクルトスワローズのファン。卒業してから足を運んだ東京六大学野球で東大の勝ちを見届け、アマチュア野球"沼"にも片足突っ込んでしまった野球好き。X(旧Twitter)IDは「@love_uni31」。
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