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プロ野球

いつの間にか若手有望株の宝庫となったドラゴンズ。3年後は“強竜復活”間違いなし!?

ロバートさん

2020.04.05

 3年後には35歳になっている平田良介の後釜としては、身体能力抜群の原石・岡林を指名したい。打撃はすでに仁村徹二軍監督が太鼓判を押すほどで、適切な育成プロセスを踏めば、あっという間に外野の一角を奪う可能性がある。強肩を誇る外野守備は華やかな一方で技術的には改善の余地も残っているが、かなり楽しみな素材だ。

 次に、投手陣の陣容を展望していこう。
●先発
柳裕也 右
梅津晃大 右
勝野昌慶 右
橋本侑樹 左
岡野祐一郎 右
山本拓実 右

●セットアップ
福敬登 左
鈴木博志 右

●クローザー
藤嶋健人 右
 
 現在エースを務める大野雄大がFA権を取得間近。残留するにせよ、年齢的に3年後は世代交代の時期を迎える。3年後のエース・柳に続く投手として期待したいのは、梅津と勝野の両右腕だ。いずれも耐久性には不安が残るものの、万全なら150キロに迫るストレートと140キロ前後の切れ味鋭いフォークで三振を奪う本格派。スケールはそのままに、制球や変化球の精度を磨いてステップアップしてほしい。

 橋本は、現在は中継ぎ起用だが、空振りを奪えるスライダー、チェンジアップに加えてゴロを量産できるカットボールも備えており、先発としてのポテンシャルも高いと見る。岡野、山本も持ち球は豊富で、引き出しの多さは先発向き。ストレートの平均球速をさらに引き上げられれば、十分先発として活躍できるはずだ。
 

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