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プロ野球

【中日の2010年代ベストメンバーは?】2人のリリーバーを筆頭に強いドラゴンズを支えた黄金期のメンバーが中心

SLUGGER編集部

2020.06.11

 エースは11年に最多勝と最優秀防御率の二冠を獲得した吉見。この年、79登板で自責点4、防御率0.41という成績を残し、吉見を上回る得票数でMVPを獲得したのが浅尾だった。浅尾と岩瀬の2人のリリーバーは、強いドラゴンズの象徴でもあった。台湾出身のチェンは11年を最後に渡米したが、10年に防御率リーグ2位をマークするなど仲良しの吉見とともにチームを支えた。山井は14年に最多勝&最高勝率、大野は昨年、最優秀防御率のタイトルを獲得している。惜しくも選外となったが、75セーブ、97ホールドを積み上げた田島慎二の貢献度も高かった。
 
 優良助っ人が多いのもドラゴンズの特徴。ベストチームに入ったのは18年に首位打者に輝いたビシエドとチェンだけだが、09~12年に在籍した大砲トニ・ブランコ、シュアな打撃が印象深いエクトル・ルナ(14~16年)、広いナゴヤドームを苦にせず本塁打王を獲得したアレックス・ゲレーロ(17年)、現在も在籍するソイロ・アルモンテ(18年~)など好選手がずらり。投手では11年の開幕投手を務めた長身のマキシモ・ネルソンも忘れ難い。

構成●SLUGGER編集部

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