逆の意味で悩ましいのが捕手と遊撃手。前者は他に嶺井博希あたりが候補になるが、100試合以上に出場したシーズンは一度もない。戸柱も確固たる存在ではないが、16~17年に正捕手を務めた点を評価した。ショートもレギュラーが安定せず人選に苦労した。17年に全143試合に出場した倉本寿彦も有力候補だったが、出塁率の低さや守備範囲の狭さなど攻守とも貢献度はいまひとつ。大和も攻撃面が物足りず、あえて石川をチョイスした。10年代は二塁での出場の方がずっと多いが、10年は遊撃を守って打率.294、リーグ2位の36盗塁。功労者として長くチームを支えた点も評価した。
野手で複数名のタイトル保持者を輩出した一方、投手は18~19年にセーブ王を獲得した山崎だけ。投手の育成がなかなか思うようにいかず、投壊シーズンを繰り返していた暗黒期の余波が表れていると言っても過言ではない。浜口遥大、18年新人王の東克樹を選ぶ手もあったが、どちらも故障がちな点がネックに。このディケイドで2度の開幕投手を務めた"番長"三浦、14年に12勝を挙げた久保、14~17年に4年連続130イニング以上を積み上げた井納と、しっかり稼働した投手を選出している。山口は10、11年に連続30セーブを挙げ、14年途中から先発に転向。16年は11勝を挙げた。
構成●SLUGGER編集部
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野手で複数名のタイトル保持者を輩出した一方、投手は18~19年にセーブ王を獲得した山崎だけ。投手の育成がなかなか思うようにいかず、投壊シーズンを繰り返していた暗黒期の余波が表れていると言っても過言ではない。浜口遥大、18年新人王の東克樹を選ぶ手もあったが、どちらも故障がちな点がネックに。このディケイドで2度の開幕投手を務めた"番長"三浦、14年に12勝を挙げた久保、14~17年に4年連続130イニング以上を積み上げた井納と、しっかり稼働した投手を選出している。山口は10、11年に連続30セーブを挙げ、14年途中から先発に転向。16年は11勝を挙げた。
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