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プロ野球

走攻守すべてを備えた“歴代最強“の「5ツール・プレーヤー」は誰だ?偉大なる10人をランキング形式で紹介

筒居一孝(SLUGGER編集部)

2020.08.03

▼5位 山本浩二(元広島)
アベレージ:A パワー:A スピード:B 肩:A 守備:A
 ここまで紹介した選手はほとんどが1番ないし3番を主に打った選手で、“ミスター赤ヘル”こと山本のような5ツール・プレーヤーの4番打者は珍しい。20盗塁以上を4度記録し、75年には首位打者を獲得。30歳を超えてからはパワーが増し、77年から5年連続40本塁打以上を記録した。ゴールデン・グラブ受賞10回、通算154補殺は外野手歴代2位と守備も文句なしだが、あえてマイナスポイントを挙げるとすれば、スピードを発揮したのはキャリア初期、後半からはパワーが持ち味で、同時に発揮した時期が短い点か。

▼4位 イチロー(元オリックス)
アベレージ:S パワー:B スピード:S 肩:S 守備:A
 94~00年に7年連続首位打者、オリックスでの実働9年の通算打率は実に.353と、アベレージでは他の追随を許さない。日米両方で盗塁王を獲得した俊足や、MLB移籍後に”レーザービーム“の異名を取った強肩も言わずもがなで、連続首位打者と同じ時期に7年連続ゴールデン・グラブを受賞した。95年は首位打者、打点王、盗塁王、最多安打、最高出塁率をすべて獲得し、25本塁打も2位と、あわや連盟表彰タイトルをすべて独占する勢いだった。ただ、年間20本塁打以上はこの年も含めて2度しかなかった。

▼3位 松井稼頭央(元西武ほか)
アベレージ:A パワー:B スピード:A 肩:A 守備:A
 プロ3年目の97年から7年連続打率3割を記録するなどアベレージの高さは折り紙付き。当初は非力だったが徐々にパワーも増して、02年にはスウィッチヒッターでは史上初のトリプルスリーを達成した。その年も含め、20本塁打&20盗塁以上のシーズンが3度。流麗な動きで知られた守備でもゴールデン・グラブを4度受賞し、西武第二球場のホームベース付近からバックスクリーンを軽々超える大遠投を披露するなど、肩もとにかく強かった。
 
▼2位 山田哲人(ヤクルト)
アベレージ:A パワー:A スピード:A 肩:B 守備:A
 史上最多3度のトリプルスリーを達成した“ミスター・トリプルスリー”。2015年には、史上初めて本塁打王と盗塁王を同時に獲得した。18~19年に記録した史上最長の38連続盗塁成功に代表されるように、成功率が高いのも特徴だ。菊池涼介(広島)がいるためゴールデン・グラブ受賞は1度もないが、UZRなどのセイバーメトリクス指標では、両者の守備力にそれほど差はない。18・19年の併殺参加はリーグ最多で、二塁手としては強肩の部類に入る。

▼1位 柳田悠岐(ソフトバンク)
アベレージ:A パワー:A スピード:A 肩:A 守備:B
 今季も特大ホームランを連発してファンの度肝を抜いているが、あれだけフルスウィングして打率も高いのが持ち味。これまで2度の首位打者に輝き、どちらも3割5分以上のハイアベレージを残している。トリプルスリーを達成した15年も含めて20盗塁以上が4度とスピードにも優れる。遠投120メートル強と強肩も武器で、ゴールデン・グラブは4度受賞。すべてのツールを高レベルで兼ね備えるスケールの大きさは、まさに史上最高の5ツール・プレーヤーと言っていいだろう。

文●筒居一孝(SLUGGER編集部)

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