この回を投げ切ったところで美馬は降板。ソフトバンクはシーズン7度の対戦で防御率1点台に抑えられていた相手を引きずり下ろすと、5回にもデスパイネのタイムリーでリードを2点に広げる。
第1戦同様に慌ただしくなった試合を落ち着かせたのは、ソフトバンク救援陣だ。4回途中からマウンドに上がった嘉弥真新也、5回から2イニングを投げた石川柊太から甲斐野央、モイネロまで無安打リレーで楽天打線を封じ込め、最後は森唯斗が締めた。シリーズを1勝1敗のタイに戻したが、先発陣が心許ない状況で頼もしい限りだ。バラエティ豊かなブルペンの運用は第3戦以降も鍵を握るのではないだろうか。
文●藤原彬
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。
第1戦同様に慌ただしくなった試合を落ち着かせたのは、ソフトバンク救援陣だ。4回途中からマウンドに上がった嘉弥真新也、5回から2イニングを投げた石川柊太から甲斐野央、モイネロまで無安打リレーで楽天打線を封じ込め、最後は森唯斗が締めた。シリーズを1勝1敗のタイに戻したが、先発陣が心許ない状況で頼もしい限りだ。バラエティ豊かなブルペンの運用は第3戦以降も鍵を握るのではないだろうか。
文●藤原彬
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。