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プロ野球

【パ・リーグ新人王レースを占う】候補5人全員が投手!4球団競合の早川隆久を上回る高評価は?"育成這い上がり"右腕も注目

西尾典文

2021.03.24

 ドラフトで一番人気だった本格派左腕・早川隆久は「単穴」、その早川を外したロッテが1位で指名した鈴木昭汰を「大穴」とした。早川はキャンプから「さすがは4球団競合!」というボールを投げてはいたものの、オープン戦ではいまひとつ安定感に欠ける内容で評価を下げた。大学時代も4年時は素晴らしかったものの、伊藤と比べると安定した投球を見せた期間が短かったという点も不安材料だ。ストレートの走りが落ちた時に、どのようにしのげるかがポイントとなるだろう。

 一方の鈴木はオープン戦で2試合の登板ながら評価を上げてきた印象だ。早川ほどのスピードはないものの、強気に攻める姿勢は目立ち、変化球の使い方も上手い。開幕3戦目の先発が予想される中、意外に勝ち星を稼いで、新人王争いに加わる可能性もありそうだ。
 
 最後の1人は育成から支配下登録されて2年目の漆原大晟だ。昨年もリリーフで22試合に登板して2セーブ、5ホールド、防御率3.42とまずまずの成績を残している。今年のオープン戦でも5試合(5回)を投げて1失点と結果を出した。時折コントロールが乱れる場面はあるものの、力のあるストレートと落差のあるフォークで三振を奪えるのが持ち味。メジャーから平野佳寿が復帰したが、今年で37歳という年齢を考えると“次代のクローザー”として24歳の右腕が起用されても不思議はない。

文●西尾典文

【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間約300試合を取材。2017年からはスカイAのドラフト中継で解説も務め、noteでの「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも多くの選手やデータを発信している。
 
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