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プロ野球

社会人野球の注目選手はこの20人!スポニチ大会で輝いた“ドラフト候補生”をまとめて紹介!

大友良行

2021.04.05

生田目は3試合で2本塁打8安打と打ちまくった。写真:大友良行

生田目は3試合で2本塁打8安打と打ちまくった。写真:大友良行

【JFE東日本】
・平山快(三塁手、右投右打、182cm・88kg、1996年生まれ=東海大相模高→東海大)
同僚の峯本匠二塁手とともに昨年はドラフト漏れの口惜しさを味わった。今年が最後のチャンスと見て打席では長打を狙う。その言葉通りHonda戦で2ホーマーを放った。今年が勝負年だ。

【明治安田生命】
・小玉和樹(投手、右投右打、167cm・73kg、1997年生まれ=佼成学園→国學院大)
小柄だがMAX151キロのストレートで三振を取る。ゲームを作れる投手だ。カーブ、チェンジ、スライダー、ツーシームと球種は多いが、強いて言えば、さらなる細かいコントロールが求められるか。

【東芝】
・吉村貢司郎(投手、右投右打、183cm・80kg、1998年生まれ=日大豊山高→国学院大)
ノーワインドアップから伸びのある152キロのストレートを軸に、スライダー、カーブ、フォークをコンビネーションよく両サイドへ投げ分ける。球もちがいいと評判。1年目から都市対抗で投げた大型右腕だ。

【日本新薬】
・福永裕基(二塁手、右投右打、180cm・83kg、1996年年生まれ=天理高→専修大)
 思い切りよく振り切るバッテインが魅力。50m6.2秒、一塁到達4.4秒の快足の持ち主だ。プロ注目の大型内野手は、都市対抗で2本塁打を打つも昨年は指名漏れ。今年3年目が勝負の時。

・舩曳海(外野手、右投左打、183cm・86kg、1998年生まれ=天理高→法政大)
昨年の都市対抗で大活躍、その勢いは今年も止まらない。打撃はもとより、一塁到達4.1秒、50m5.8秒と脚力での評価が抜群に高い。パワー、スピード、柔軟性を兼ね備えた走攻守3拍子揃い、強心臓で勝負強さも備える。
 
【沖縄電力】
・知念大成(投手兼外野手、左投左打、181cm・88kg、2000年生まれ=沖縄尚学高)
 高卒3年目を迎えた今秋のドラフト候補。社会人1年目からマウンドに上がり、試合経験も豊富。146キロ前後の速球に変化球を交えて勝負する。馬力がありコンビネーションもいい。外野も守ることができる。

【ENEOS】
・小豆澤誠(二塁手、右投左打、170cm・70kg、1995年生まれ=飛龍高→上武大)
 持ち味の巧みなミート力を活かし、勝負強いバッテイングをする。時にはフルスイングで長打も放つ。守りもフットワークを生かした巧みなグラブさばきも魅力。ゲーム作りには欠かせない存在だ。

【日鉄鹿島】
・生田目忍(一塁手、右投右打、175cm・80kg、1997年生まれ=水戸工高→星槎道都大)
 シャープな振りで広角にも打てる。大柄ではないが、今大会3試合で2本塁打8安打と長打力を含め打ちまくった。実兄の生田目翼選手(日本ハム)を追いかけ、プロ入りを目指す。

【JR東海】
・宮本佳汰(投手、右投右打、183cm・88kg、1998年生まれ=大阪桐蔭高→東京国際大)
日鉄鹿島戦では、立ち上がりに失敗したが、本来はガッチリした身体を使い、サイド気味に151キロの速球を投げる本格派だ。大学では、公式戦初登板で無安打無得点試合を達成し、それ以来注目され続けている。

取材・文●大友良行

【著者プロフィール】
おおとも・よしゆき/元大手新聞社の報道写真記者。事件事故取材の傍らメジャーリーグやサッカーW杯などの欧州サッカーを取材。現在は、全国の大学野球、春夏の甲子園をはじめとする高校野球、都市対抗を中心に社会人野球などを深く取材している。著書に「野球監督の仕事(共著・成美堂出版)」、「CMタイムの逆襲(東急エージェンシー)」などがある。
 

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