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プロ野球

佐藤輝明は史上3人目の“新人本塁打王”になれるか。偉大な先人たちの大卒ルーキー本塁打記録は?

SLUGGER編集部

2021.03.29

プロ2試合目で強烈な打球をバックスクリーンへ叩き込んだ佐藤。彼が目指すべきは、岡田? 田淵? それとも長嶋? 写真:山手琢也

プロ2試合目で強烈な打球をバックスクリーンへ叩き込んだ佐藤。彼が目指すべきは、岡田? 田淵? それとも長嶋? 写真:山手琢也

 3月27日に行なわれた開幕2戦目で、阪神のゴールデンルーキー、佐藤輝明が早くもプロ初本塁打を放った。果たして彼は今季、どれだけホームランを打つことができるのか。過去の大卒スラッガーたちの記録をもとに、佐藤の目指すべき目標について考えてみよう。

1位 桑田武 31本 (1959年/大洋) 
2位 長嶋茂雄 29本 (1958年/巨人) 
3位 村田修一 25本 (2003年/横浜)
4位 森徹 23本 (1958年/中日)
5位 田淵幸一 22本 (1969年/阪神)
   原辰徳 22本 (1981年/巨人)
7位 有藤通世 21本 (1969年/ロッテ)
8位 高橋由伸 19本 (1998年/巨人)
9位 岡田彰布 18本 (1980年/阪神)
   広沢克己 18本 (1985年/ヤクルト)
   二岡智宏 18本 (1999年/巨人)

 上記は、大卒1年目の打者が放ったシーズン本塁打ベスト10だ。佐藤は近畿大に所属していた昨年、関西学生野球リーグの通算本塁打記録を打ち立てたが、その前に記録を保持していたのが、同じ近畿大出身の二岡だった。二岡のプロ1年目は18本塁打。加えて、かつて佐藤と同じように阪神ファンを熱狂させた岡田も同じ本数で、当面はここが目標となるだろう。
 
 その次に目指したいのは、田淵・原の22本塁打である。前年に六大学リーグの通算本塁打記録(当時)を打ち立て、鳴り物入りで阪神に入団した田淵の姿は、今の佐藤に重なるところがある。また、原は佐藤と同じ2試合目にプロ初本塁打。2人は新人王にも輝いており、この数字をクリアできれば佐藤も受賞が射程圏に入ってくる。

 ここまででも相当難易度の高い目標と言えるが、佐藤のスケールの大きさを考えると、村田の25本を超え、ドラフト制移行の大卒新人では最多の本数を目指してほしいところだ。もしそれも叶ったとすれば、さらなる究極の目標が待っている。

 2位の長嶋と1位の桑田は、2リーグ制以降では史上2人しかいない“新人本塁打王”になった選手である。佐藤と同じくルーキーイヤーにオープン戦本塁打王を達成した長嶋は、その勢いのままレギュラーシーズンでもタイトルに輝き、スーパースターの野球人生の序章を飾った。さらに桑田の31本は、高卒の清原和博(86年/当時西武)と並ぶ新人最多記録。現代ではほとんど“アンタッチャブル・レコード”となりつつあるが、今の佐藤を見ていると、もしかしたら……と思わせてくれるものがある。夢の大記録達成に期待したい。

文●筒居一孝(SLUGGER編集部)
 

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