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侍ジャパン

「いつも以上に緊張感が大きくなる…」“オリックスの投打の顔”山本と吉田が侍ジャパンと東京五輪への想いを吐露

北野正樹

2021.06.17

 一発勝負については、「やっている時にはプレッシャーや緊張感があり、そういう場面には行きたくないと思うが、振り返ってみると、成長できるし、達成感も得られて好き」という山本。稲葉監督が「先発、救援の両方で活躍できる素材と評価している」と聞かされると、「どこを投げるのか、まだわからないが、しっかりと準備をして、どのポジションでもいいパフォーマンスを出せるようにしたい」と、意気込んだ。
 
 プレミア12と五輪との違いについては「僕は、いつも全力なので、変わりはない」と言い切った山本だが、五輪のキャリアが今後のプロ生活に与える影響に関して「貴重な体験になる。経験してから考えたい」と、明言は避けた。

「チームも(交流戦で優勝し)いい状態だし、濃い1年になるとうれしい」と、五輪での金メダル獲得とオリックスの躍進を誓っていた。

●北野正樹(フリーライター)
【プロフィール】きたの・まさき/1955年生まれ。2020年11月まで一般紙でプロ野球や高校野球、バレーボールなどを担当。南海が球団譲渡を決断する「譲渡3条件」や柳田将洋のサントリー復帰などを先行報道した。関西運動記者クラブ会友。

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