打者の指名が最優先とはいえ、今年は大学・社会人左腕の当たり年であることも考慮したい。チーム防御率はリーグ1位を記録している一方、25歳以下の日本人投手でシーズンを通して活躍したのは小笠原慎之介と藤嶋健人だけ。やや足踏み気味の若手投手に刺激を与える意味でも、上位で即戦力左腕を指名するのは有効な戦略だろう。ブライトに続く2位枠を使うなら山下輝(法政大)、森翔平(三菱重工WEST)らの指名を検討したい。
中日は2008年以降の13年間で、3位までに野手を2人以上指名したのは2度(08年と16年)のみ。野手不作が叫ばれる今年だからこそ、最優先で野手を確保する戦略を採ってほしい。
【表】中日 ポジション別年齢分布
文●ロバートさん (@robertsan_CD)
【著者プロフィール】
1988年生まれ。Twitterにて中日ドラゴンズの戦力分析・考察を行う中日ファン。中日新聞プラスにて「データで考える中日ドラゴンズ」を連載中。
中日は2008年以降の13年間で、3位までに野手を2人以上指名したのは2度(08年と16年)のみ。野手不作が叫ばれる今年だからこそ、最優先で野手を確保する戦略を採ってほしい。
【表】中日 ポジション別年齢分布
文●ロバートさん (@robertsan_CD)
【著者プロフィール】
1988年生まれ。Twitterにて中日ドラゴンズの戦力分析・考察を行う中日ファン。中日新聞プラスにて「データで考える中日ドラゴンズ」を連載中。