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プロ野球

北の大地に「SHINJO」が帰ってくる!現役時代に日本ハムで残した数々の伝説をプレイバック<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2021.10.29

▼もはや野球とは関係ないショーの数々
 06年の開幕戦を「ファイターズ超満員大作戦」と銘打ち、「何かやります」と意味深な予告。実際に満員になった札幌ドームで、新庄は国内に1台しかなかった550万円の3輪ハーレー・ダビッドソンにまたがって登場した。さらに6月には「超満員大作戦・第2弾」をぶち上げ、「危険なことをする」とこれまた強烈な予告。この時は地上50メートルもある札幌ドームの天井から、35センチ四方のゴンドラ(ミラーボールまで付いていた)に乗って降りてきた。

 9月には“脱出マジック”まで披露した。箱の中に手足を拘束されたまま入り、大型バイクが箱に突っ込むと新庄の姿が消えている。バイクの運転手がヘルメットを取ると、実はこれが新庄だったという、瞬間移動の演出も入った本格的な仕掛けだった。なお、これらのパフォーマンスに際して、新庄はきちんと相手球団からも許可を取っていたという。真のスターは独りよがりなことはやらないのだ。
 
▼3年間通した打法パフォーマンス
 日本ハム入団当初から3年間やり通したのが、本塁打を打った時に独特の名前を付ける“打法パフォーマンス”。04年5月10日の第6号を放った際に“もういいわ打法”と命名したのが最初(「もういいわ」という気持ちで振ったらホームランになった、というのが命名の由来)で、その後も“車が欲しかった打法”(東京ドームの日産の看板に当てると賞品のスポーツカーがもらえたため。当たらなかったが)、“古館さん打法”(試合後に古舘伊知郎がメインキャスターを務める『報道ステーション』に出演)など、さまざまな珍打法を編み出した。

 そして、最後の命名となったのが06年の第2号。この時は“28年間思う存分野球を楽しんだぜ。今年でユニフォームを脱ぎます打法”と命名して、引退を表明した。そして、球団44年ぶりの日本一を手土産に、この年限りで現役生活に別れを告げた。

 新庄の入団は日本ハムが北海道に移転した最初の年。それまで巨人に東京ドームを間借りしていた“不人気球団”のファイターズを北海道に根付かせ、さらにはストライキ騒動で球界が揺れる中、パ・リーグをセ・リーグにも劣らぬ人気へと押し上げたのは、間違いなく新庄の功績だった。今度は監督として、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

構成●SLUGGER編集部

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