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パドレスの若き至宝、タティースJr. が3試合で5HR!新庄剛志も「何でこのゆったりとした…」と驚愕!

THE DIGEST編集部

2021.04.26

ドジャー・スタジアムで3日連続で本塁打を記録したタティースJr.。(C)Getty Images

ドジャー・スタジアムで3日連続で本塁打を記録したタティースJr.。(C)Getty Images

 敵地で開催されるロサンゼルス・ドジャース戦に臨んだサンディエゴ・パドレスが4月25日(日本時間26日)、4連戦の最終日を迎えた。ここ2試合で計4本塁打を量産した22歳のフェルナンド・タティースJr.が、この日も1本のホームランを放ち、3日連続5本塁打の大記録を達成した。

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 ドジャース先発の右腕、ダスティン・メイが3回まで出塁を許さない完璧な投球を見せ、2対0とドジャースのリードで迎えた4回表。先頭打者のタティースJr.が、97.5マイル(約156.9キロ)のシンカーを捉え、センター右のバックスタンドに今季7号となるソロ本塁打を叩き込んだ。1962年以来使用されているドジャー・スタジアムでビジターのチーム選手が3試合連続で5本塁打を放つのは史上初。さらにドジャー・スタジアムで3日連続ホームランを放った史上初の遊撃手となった。

 この活躍ぶりには全米中が熱い視線を注いでいる。米放送局『CBS Sports』では、「このシリーズ、パドレスのスーパースター、フェルナンド・タティースJr.の凄まじい復活劇だった」と、その貢献度の高さを絶賛した。

 今月上旬に左肩の脱臼で10日間の故障者リストに入ったこともあり、ドジャースとの4連戦前の段階で、打率.154、出塁率.267、長打率.333と、ここ2シーズンの活躍から見ると期待を大きく下回っていたタティースJr.。しかしドジャースとの4連戦では5本のホームランを放ち、2四球、3盗塁と懸念を払拭。今季7本のホームランには「出場15試合で、MLBトップタイに立っている!」と驚きをもって伝えている。
 
 いともたやすく本塁打を打ち込むタティースJr.の活躍には、元メジャーリーガーの新庄剛志氏も注目している。「何でこのゆったりとしたスイング、腰もしっかり入りきれてない、しかも打った瞬間に右中間にホームランって入った事を確信してるのがよくわからん!?この球場の右中間は80メートルくらいしかないのか!?」とコメントするなど、驚きを隠せないようだ。

 “二刀流”大谷翔平と並び、現在7本塁打でメジャーリーグトップの数字を記録するパドレスの若き至宝は、さらに連発記録を伸ばせるのか。次戦は、現地27日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦だ。

構成●THE DIGEST編集部 
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