専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
プロ野球

【2021主力選手通信簿|西武】開幕39試合連続無失点の平良は当然の最高評価。一方、2000安打達成の栗山は?<SLUGGER>

nerimamo

2021.12.13

●森脇亮介
[試合] 45 [勝敗] 3-1    [防御率] 4.02 [ホールド] 13
[投球回] 40.1    [K/9]    6.47    [BB/9]    4.91
評価:可もなく不可もなく(C)
怪我で出遅れたにもかかわらず、5~6月の46試合中23試合に登板するなど“労働過多”。この勤続疲労の影響か、勝ちパターンを務めた昨季と比べると物足りない成績だった。

●増田達至
[試合] 33 [勝敗] 0-3    [防御率] 4.99 [セーブ]    8 [ホールド]    9
[投球回] 30.2    [K/9]    6.75    [BB/9]    2.05
評価:ガッカリです(E)
4月後半から立て続けにセーブ失敗を記録して二軍降格。後半戦に復帰したが最後まで調子が戻らず、33試合登板はプロ9年目で最少、到達確実と思われた通算150セーブにも届かなかった。

●武隈祥太
[試合] 46 [勝敗] 0-2 [防御率] 1.76 [ホールド] 9
[投球回] 30.2    [K/9]    7.34    [BB/9]    4.11
評価:よくできました(A)    
3年ぶりに45試合登板をクリアし、奪三振率も自己最高。左のワンポイントが役割だったが、右打者には16打数無安打と完璧な内容で、本人も“右キラー”の役割を希望する。

●水上由伸
[試合] 29 [勝敗] 0-1 [防御率] 2.33 [ホールド] 4
[投球回] 27.0    [K/9]    7.33    [BB/9]    5.33
評価:よくできました(A)
強気の投球が評価されて5月に支配下登録を勝ち取ると、ストレートとシュートを武器に好投。デビューから17試合連続無失点のパ・リーグ記録を樹立した。
 
【野手】
●源田壮亮
[試合] 119 [打数] 464    [打率] .272
[本塁打] 2 [打点] 29    [OPS] .666 [盗塁] 24
評価:まずまずです(B)
コロナ感染による離脱はあったものの、初の盗塁王を獲得。4年連続でゴールデン・グラブ受賞と華麗な守備も健在だった。打率は5年連続で2割7分台の「安定感」。

●森友哉
[試合] 125 [打数] 431    [打率] .309
[本塁打] 11 [打点] 41    [OPS] .889 [盗塁] 5
評価:よくできました(A)
春先は低空飛行だったが、交流戦で打率.393と大暴れ。不振に苦しむ打線の中で孤軍奮闘を続け、打率・出塁率はともに吉田正尚(オリックス)に次ぐリーグ2位だった。

●中村剛也
[試合] 123 [打数] 430    [打率] .284
[本塁打] 18 [打点] 74    [OPS] .783 [盗塁] 0
評価:まずまずです(B)
昨季の不振から復活し、94試合で4番を務めて健在をアピール。自慢のパワーは衰え気味も初の打撃十傑入り、自身最多の91単打が示すようにヒットを打つ技術も光った。

●呉念庭
[試合] 130 [打数] 425    [打率] .238
[本塁打] 10 [打点] 48    [OPS] .658 [盗塁] 3
評価:よくできました(A)
山川穂高の故障で開幕直後に昇格すると、その後も故障者続出のチーム事情に合わせて二塁や三塁で奮闘。その結果がチーム最多の130試合出場、初の規定打席到達に結実した。

●栗山巧
[試合] 117 [打数] 387    [打率] .251
[本塁打] 4 [打点] 43    [OPS] .654 [盗塁] 1
評価:可もなく不可もなく(C)
球団生え抜き初の通算2000安打を達成。打率やOPSでは自己ワーストを更新したが、偉業に向かって黙々と挑む姿でチームを引っ張り、ファンを魅了した点は評価したい。
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号