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プロ野球

【2021主力選手通信簿|西武】開幕39試合連続無失点の平良は当然の最高評価。一方、2000安打達成の栗山は?<SLUGGER>

nerimamo

2021.12.13

●山川穂高
[試合] 110 [打数] 358    [打率] .232
[本塁打] 24 [打点] 66    [OPS] .791 [盗塁] 0
評価:がんばりましょう(D)
リーグ5位の24本塁打を放ったが、OPS.791はレギュラー定着後でワースト。BABIP.247と運に恵まれなかった面もあるが、中軸として期待された姿からは程遠かった。

●岸潤一郎
[試合] 100 [打数] 304    [打率] .220
[本塁打] 9 [打点] 30    [OPS] .609 [盗塁] 2
評価:可もなく不可もなく(C)
6月1日にプロ初安打を初本塁打で記録し、交流戦だけで4本塁打とブレイク。後半戦はセンターのレギュラーを奪取した。ただし、.263に終わった出塁率は要改善。

●愛斗
[試合] 97 [打数] 292    [打率] .219
[本塁打] 8 [打点] 39    [OPS] .642 [盗塁] 1
評価:可もなく不可もなく(C)
今季初出場から3試合で3本塁打をマークして一軍定着。ライトの守備でも好守を連発したが、8月以降は打率1割台の打撃不振に陥り、レギュラー奪取には至らなかった。

●外崎修汰
[試合] 73 [打数] 254    [打率] .220
[本塁打] 5 [打点] 19    [OPS] .651 [盗塁] 9
評価:がんばりましょう(D)
4月3日のソフトバンク戦で死球を受け、左足を骨折して3か月も戦線離脱。7月頭の復帰後はまずまずだったが、9月以降は低迷してレギュラー定着以降最悪の成績に終わった。

●金子侑司
[試合] 101 [打数] 198    [打率] .192
[本塁打] 0 [打点] 9    [OPS] .480 [盗塁] 9
評価:ガッカリです(E)
「1番・センター」で開幕したものの、昨季以上の低迷で早々に剥奪。盗塁成功率も50%と相変わらず失敗が多く、岸ら若手の台頭もあって来季は正念場となる。
 
●スパンジェンバーグ
[試合] 61 [打数] 181    [打率] .232
[本塁打] 7 [打点] 27  [OPS] .760 [盗塁] 3
評価:がんばりましょう(D)
外野から三塁中心の起用に変わった今季は昨季より四球率が向上したが、左ヒザの状態の悪化から打撃でアピールしきれず。9月に帰国し、そのまま退団となってしまった。

●山田遥楓
[試合] 98 [打数] 147    [打率] .197
[本塁打] 0 [打点] 18    [OPS] .509 [盗塁] 1
評価:可もなく不可もなく(C)
外崎や源田の離脱時に二遊間を守り、高い守備力で貢献。一球ごとに大声で投手を鼓舞する姿も印象的だったが、打率.197と苦しんだ打撃を向上させたい。

●若林楽人
[試合] 44 [打数] 144 [打率] .278
[本塁打] 2 [打点] 10    [OPS] .729 [盗塁] 20
評価:まずまずです(B)
俊足を武器にチームの課題だった1番に入り、44試合で20盗塁とタイトルも狙える活躍。しかし5月30日に左ヒザ前十字靭帯損傷の大怪我を負い、そのままシーズンを終えた。

【監督】
●辻発彦
55勝70敗18分 勝率.440(6位) 得失点差-68(6位)
評価:可もなく不可もなく(C)
レギュラーへの依存度が高いチームのため、主力が次々と故障離脱して打つ手が限られた。ただ、得点力不足の時期にバントを多用するなど、やたらとスモールボール志向になったのは気掛かりだった。

文●nerimamo

【著者プロフィール】
西武線沿線に生まれ、松坂大輔・松井稼頭央がキッカケでライオンズファンに。Twitterで試合のデータや編成に関する投稿をしているが、球場で応援することが最大の楽しみ。メットライフドームのグルメは日本一だと思っている。好きな言葉は「宣言残留」。
 

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