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あわや乱闘の一触即発騒ぎ、珍投法で挑んだ相手左腕、HRダービーで“あの人”起用――2021大谷翔平 「事件簿」5選<SLUGGER>

THE DIGEST編集部

2021.12.31

●三冠王との“いちゃいちゃ”が話題沸騰

 今シーズンの活躍で、メジャーリーガーの間でも“大谷ファン”が続出。その最たる例が、元三冠王のミゲル・カブレラ(タイガース)だ。

 一塁を守っていた6月17日の試合で、大谷が出塁するや股間を触ったり、前のイニングで死球をぶつけられた“報復”にパンチを繰り出す仕草を見せるなど、ちょっかい出しまくり。8月に再び相まみえた際は、ポケットからバッティンググローブを抜き取るイタズラも。大谷も、大打者からのいじりにまんざらでもない様子だった。
 
●大谷も思わず爆笑! 変則左腕の衝撃すぎる投球に…

 球界屈指のスラッガーへと成長した大谷を封じるため、衝撃(笑劇?)投法を編み出したのがネスター・コルテス(ヤンキース)だ。6月29日、2打席連続本塁打と乗りに乗っていた大谷と相対したコルテスは、カウント1-2と追い込んだ場面でとっておきの”秘策”を繰り出した。

 軸足の左足で何度もプレートを踏み、いよいよ右足を上げたかと思いきや、ここでもバタバタさせてなかなかモーションに入らず、球審も思わずタイムを宣告。これには大谷も苦笑するしかなかった。タイムが明けるや、コルテスは今度は超速クイックも披露。最後は普通のリズムで投げたのだが、タイミングを外された大谷は大きなセンターフライに終わった。

構成●SLUGGER編集部

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