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プロ野球

【どこよりも早い2022ドラフト候補ランキング:11~20位】西武ドラ1・隅田に投げ勝った加藤ら好投手が集結<SLUGGER>

西尾典文

2022.01.02

▼15位:森下翔太[外野手・中央大]
(もりした・しょうた/右投右打/東海大相模高)
将来像:中田翔(巨人)


 高校時代から高い注目を集めている右のスラッガー。中央大では入学直後からレギュラーをつかみ、1年春には早くも大学日本代表に選ばれている。

 ヘッドスピードと打球の速さは大学球界でも屈指のレベルにあり、昨年春のリーグ戦では1試合2本塁打もマークした。一方で確実性には課題が残り、通算打率は2割台前半にとどまっているだけに、最終学年でどこまで数字を残せるかに注目だ。

タイプ診断:フルスイング、大砲候補

▼16位:吉村貢司郎[投手・東芝]
(よしむら・こうしろう/右投右打/日大豊山高→国学院大)
将来像:荒れていない中田賢一(元阪神)


 昨年のドラフトで指名がなかったことが不思議なレベルの社会人屈指の本格派右腕。大学では故障に苦しんだ時期もあったが、社会人での2年間で見違えるほどストレートが力強くなった。

 コーナーに投げ分けるコントロールは見事で、先発でもリリーフでも力を発揮する。補強選手として出場した都市対抗では2回戦で圧巻の投球を見せ、先発で7回を投げながらストレートの平均は150キロ以上をマークした。

タイプ診断:即戦力、解禁済

▼17位:奈良間大己[遊撃手・立正大]
(ならま・だいき/右投右打/常葉大菊川高)
将来像:今宮健太(ソフトバンク)


 東都大学リーグを代表する強打のショート。高校時代は3年夏の静岡大会で8割を超える打率を残し、甲子園でも一発を放った。立正大でも早くからレギュラーをつかみ、攻守ともに年々スケールアップを果たしている。

 流れるようなフットワークと正確なスローイングはともに高レベルで、身体は大きくないがスタンドまで運ぶパンチ力も備える。プロでもショートで勝負できる素材だ。

タイプ診断:甲子園の星、U18侍ジャパン

▼18位:野口泰司[捕手・名城大]
(のぐち・たいし/右投右打/栄徳高)
将来像:会沢翼(広島)


 強打が魅力の大型捕手。高校時代から愛知県内では評判の選手だったが、大学でも着実にレベルアップを果たし、昨年は大学日本代表候補合宿にも選ばれた。大きな構えでボールをしっかり呼び込んで打てるバッティングは確実性と長打力を兼ね備える。キャッチング、スローイングの安定感も申し分ない。昨年出場した大学選手権でも3試合で11打数8安打と7割を超える打率を残した。

タイプ診断:地方リーグ、強打の捕手
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