▼楽天
ゼラス・ウィーラー(2015~20年在籍/外野手・三塁手)
05年創設のため他球団より期間は短いが、印象深い助っ人には事欠かない。黎明期にも06~08年に3年連続打率3割、08年は.332で首位打者になったリック(・ショート)が活躍。13年の球団初の日本一に貢献したアンドリュー・ジョーンズ、ケイシー・マギーのコンビも忘れがたい。だが、いずれも在籍期間がやや短い。
トータルで考えれば、6年間クリムゾンのユニフォームを着て、外国人では球団史上最多となる106本塁打を放ったウィーラーがナンバーワンとなるだろう。入団2年目の16年にリーグ3位の27本塁打、88打点、翌17年は31本。陽気なムードメーカーである点を買われて、18年には外国人としては異例の副キャプテンに任命された。
残念ながらその18年以降は成績が下降気味となり、外国人枠の兼ね合いもあって20年途中に巨人へトレード移籍してしまったが、新天地でもその陽気なキャラクターとリーダーシップでもって活躍している点は、楽天時代の経験が存分に生きていると言えるだろう。
▼ソフトバンク
デニス・サファテ(2014~21年在籍/抑え投手)
ダイエー時代は03~06年に在籍し、通算122本塁打を放ったフリオ・ズレータが目立つくらいだが、05年に親会社がソフトバンクに変わってからは投手の活躍が顕著だ。
08年に加入したDJ・ホールトンは、来日4年目の11年に田中将大(楽天)と並ぶ19勝を挙げて最多勝を獲得。09年に契約したブライアン・ファルケンボーグは主にセットアッパーを務め、10年にリーグ最多の39ホールド、在籍5年間で防御率は一番悪かった13年でも2.04と抜群の安定感を誇った。
そして14年には、“助っ人史上最強クローザー”サファテを西武から獲得。最速159キロの剛速球を武器としたこの男は、翌15年から3年連続最多セーブ、とりわけ17年は防御率1.09、史上最多の54セーブでMVPを受賞をするなど八面六臂の大活躍で、ソフトバンクの日本一に大きく貢献している。サファテがチームを去った後も、今度はリバン・モイネロがセットアッパーとして台頭するなど、助っ人の名投手が活躍する流れは現在も連綿と続いている。
ゼラス・ウィーラー(2015~20年在籍/外野手・三塁手)
05年創設のため他球団より期間は短いが、印象深い助っ人には事欠かない。黎明期にも06~08年に3年連続打率3割、08年は.332で首位打者になったリック(・ショート)が活躍。13年の球団初の日本一に貢献したアンドリュー・ジョーンズ、ケイシー・マギーのコンビも忘れがたい。だが、いずれも在籍期間がやや短い。
トータルで考えれば、6年間クリムゾンのユニフォームを着て、外国人では球団史上最多となる106本塁打を放ったウィーラーがナンバーワンとなるだろう。入団2年目の16年にリーグ3位の27本塁打、88打点、翌17年は31本。陽気なムードメーカーである点を買われて、18年には外国人としては異例の副キャプテンに任命された。
残念ながらその18年以降は成績が下降気味となり、外国人枠の兼ね合いもあって20年途中に巨人へトレード移籍してしまったが、新天地でもその陽気なキャラクターとリーダーシップでもって活躍している点は、楽天時代の経験が存分に生きていると言えるだろう。
▼ソフトバンク
デニス・サファテ(2014~21年在籍/抑え投手)
ダイエー時代は03~06年に在籍し、通算122本塁打を放ったフリオ・ズレータが目立つくらいだが、05年に親会社がソフトバンクに変わってからは投手の活躍が顕著だ。
08年に加入したDJ・ホールトンは、来日4年目の11年に田中将大(楽天)と並ぶ19勝を挙げて最多勝を獲得。09年に契約したブライアン・ファルケンボーグは主にセットアッパーを務め、10年にリーグ最多の39ホールド、在籍5年間で防御率は一番悪かった13年でも2.04と抜群の安定感を誇った。
そして14年には、“助っ人史上最強クローザー”サファテを西武から獲得。最速159キロの剛速球を武器としたこの男は、翌15年から3年連続最多セーブ、とりわけ17年は防御率1.09、史上最多の54セーブでMVPを受賞をするなど八面六臂の大活躍で、ソフトバンクの日本一に大きく貢献している。サファテがチームを去った後も、今度はリバン・モイネロがセットアッパーとして台頭するなど、助っ人の名投手が活躍する流れは現在も連綿と続いている。
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