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プロ野球

【2022ドラフト候補ランキング|11~20位】専修・菊地、大阪ガス・河野ら本格派右腕が存在感。高校&大学ナンバーワン捕手も登場<SLUGGER>

西尾典文

2022.07.09

▼15位:松尾汐恩[捕手・大阪桐蔭高](前回順位:39位)
(まつお・しおん/右投右打)
 
 逸材揃いの大阪桐蔭で旧チームから活躍している強打の捕手。スムースに鋭く引っ張る打撃が持ち味で、昨年秋の明治神宮大会、今年春の選抜といずれも決勝戦でホームランを放ち、チームの優勝に大きく貢献した。

 課題と言われたキャッチングも確実にレベルアップしており、スローイングの速さも高校生ではトップクラス。打撃もバットを引く動きが徐々に小さくなり、確実性もアップしている。打てる捕手として、プロで早くから鍛えてもらいたい素材だ。

●将来像:城島健司
●タイプ診断:#打てる捕手 #甲子園の星

▼16位:金村尚真[投手・富士大](前回順位:10位)
(かねむら・しょうま/右投右打/岡山学芸館高)
 東北の大学球界ではナンバーワンの実力派右腕。レベルの高い投手陣の中でも1年春から先発を任せられると、2年秋から2季連続でMVP受賞、リーグ戦通算防御率は0点台を誇る。

 沢村賞投手の摂津正を彷彿とさせる小さいテイクバックが特徴で、身体の近くでシャープに腕を振ることができ、コーナーに投げ分ける制球力は大学球界屈指。今年の大学選手権では延長タイブレークの末1回戦で敗れたものの、さすがの安定感を見せてプロのスカウト陣にアピールした。

●将来像:摂津正
●タイプ診断:#地方リーグ #不動のエース
▼17位:森下翔太[外野手・中央大](前回順位:15位)
(もりした・しょうた/右投右打/東海大相模高)

 東海大相模時代から高い注目を集めている右のスラッガー。中央大では入学直後からレギュラーをつかみ、1年春から早くも大学日本代表に選ばれている。その後は低打率のシーズンが続き、確実性が課題となっていたが、この春は1年春以来となる打率3割をマークし、3本塁打を放つなど結果を残して見せた。打撃だけでなく、外野の守備力の高さも持ち味。貴重な右のスラッガータイプであり、中軸候補が欲しい球団には魅力的な人材と言えるだろう。

●将来像:中田翔(巨人)
●タイプ診断:#フルスウィング #大砲候補
 

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