では、コレアはこの先も契約先が見つからないのかと言われれば、決してそういうわけではない。とりわけメッツとの契約に関しては楽観的な見方も出てきている。

　米紙『New York Post』の敏腕記者であるジョン・ヘイマン氏は、「コレア側と球団側がいったん交渉をやめ、クリスマス休暇に入った」と現状をレポート。そして、次のように今後の展開を読み解いている。
  「コレア側は物事がうまくいくように進めており、そこまでプレッシャーを感じずに楽観的に状況を見ている。なぜなら彼らはジャイアンツと同様にメッツも懸念を示すかもしれないということを把握していたからだ。

　すでに最新のメディカルチェックを経て、他球団も交渉に乗り出したようだが、コレアはメッツでプレーすることに興味を抱いている。そして『交渉には時間が必要だ』と慎重だったジャイアンツとは異なり、メッツはすぐに具体的な話し合いを代理人と重ねている」

　はたして、コレアはニューヨークでプレーする機会を得るのか。それとも三度、他球団との交渉成立させるのか。彼の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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