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プロ野球

【どこよりも早い2020ドラフト候補ランキング:21~30位】高校屈指の安打製造機・細川、最速155km右腕・小郷が登場

2019.12.11

27位:藤井聖[投手・JX-ENEOS]
(ふじい・まさる/左投左打/富士市立高→東洋大)
東洋大時代は150kmトリオの陰に隠れていたが、社会人では1年目から主戦として活躍。サウスポーらしいボールの角度があり、スピードも140㎞台後半をマークする。貴重な先発タイプの左腕として注目度は高い。
■タイプ診断:#本格派 #赤丸急上昇

28位:山下舜平大[投手・福岡大大濠高]
(やました・しゅんぺいた/右投右打)
九州を代表する大型右腕。まだまだ粗削りだが、長身から投げ下ろすストレートは数字以上の威力を感じる。指先の感覚も悪くない。スケールを残しながらまとまりが出てくれば、上位候補に急浮上する可能性も十分だ。
■タイプ診断:#未完の大器

29位:元山飛優[遊撃手・東北福祉大]
(もとやま・ひゆう/右投左打/佐久長聖高)
東北の大学球界を代表する三拍子揃ったショート。特に速くて正確なスローイングは見事で、三遊間の深い位置からも余裕を持って刺すことができる。打撃に力強さが出てくれば、さらに評価もアップするだろう。
■タイプ診断:#守備職人 #強肩
 
30位:佐々木健[投手・NTT東日本]
(ささき・たける/左投左打/木造高→富士大)
社会人でも屈指の本格派サウスポー。調子に波があるのは課題だが、好調時の150㎞に迫るストレートは迫力十分。チェンジアップのブレーキも申し分ない。来年は課題の立ち上がりの悪さを克服したいところだ。
■タイプ診断:#本格派

文●西尾典文

【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる。ドラフト、アマチュア野球情報サイト「PABBlab」を今年8月にリリースして多くの選手やデータを発信している。

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