▼栗林良吏(広島)
評価:がんばりましょう
松井とともに抑え役を期待されていたが、腰痛のため1次ラウンド終了時点で離脱。開幕後も大不振で、右足内転筋の張りを訴え5月初めに登録抹消された。再昇格後、中継ぎに回ってから調子を取り戻しつつあるのは明るい材料だ。
▼今永昇太(DeNA)
評価:よくできました
決勝戦では先発の大役を任され無難にこなした。来季のメジャー移籍を見据えた今季は、初登板が4月21日とやや出遅れたものの、5月末からは7試合連続で7回以上2失点以下とエースの貫禄。95奪三振はリーグトップだ。
▼湯浅京己(阪神)
評価:がんばりましょう
WBCでは3試合無失点。昨年のセットアップからクローザーへ役割が変わり、開幕から7試合無失点だったが右腕を痛め離脱。復帰後も不安定な投球で「もう投げさせられへん」と岡田彰布監督に通告され二軍落ちした。
▼宇田川優希(オリックス)
評価:可もなく不可もなく
1次ラウンドで2登板、いじられ役のムードメーカー的役割も果たした。開幕後はまずまずの成績だったが4月下旬に上半身のコンディション不良で登録抹消、6月半ばまで戻ってこられなかった。復帰後も調子は出ていない。
▼高橋宏斗(中日)
評価:よくできました
WBCではマイク・トラウトから三振を奪い、開幕後も91奪三振はリーグ3位。6月4日オリックス戦では7回13個の快投を演じた。だがこの試合を含め、QSで白星がつかなかった試合が7度と、貧打線の犠牲になり続けている。
▼宮城大弥(オリックス)
評価:よくできました
唯一登板したチェコ戦で5イニングのロングセーブ。同期の佐々木との仲の良さも注目された。開幕後は13試合中9戦で1失点以下、防御率2.42も5位。ただし6月11日DeNA戦は3被弾し8点を失うなど、若干安定性を欠く。
▼高橋奎二(ヤクルト)
評価:可もなく不可もなく
WBCでの登板は1次ラウンドのオーストラリア戦のみ(2回無失点)では調整不足だったか。開幕後は5月上旬から1ヵ月二軍で再調整。再昇格後もいまひとつの内容だったが、7月は18イニングで3失点と上昇の気配はある。
▼山﨑颯一郎(オリックス)
評価:よくできました
栗林の代役として急遽招集されるも、WBCでは登板の機会はなく複雑な心境。帰国後はリーグ2位の18ホールド、5月7日から20試合連続無失点と好投を続けて、オールスターにもファン投票中継ぎ1位で初選出された。
文●出野哲也
【著者プロフィール】
いでの・てつや。1970年生まれ。『スラッガー』で「ダークサイドMLB――“裏歴史の主人公たち”」を連載中。NBA専門誌『ダンクシュート』にも寄稿。著書に『メジャー・リーグ球団史』『プロ野球ドラフト総検証1965-』(いずれも言視舎)。
評価:がんばりましょう
松井とともに抑え役を期待されていたが、腰痛のため1次ラウンド終了時点で離脱。開幕後も大不振で、右足内転筋の張りを訴え5月初めに登録抹消された。再昇格後、中継ぎに回ってから調子を取り戻しつつあるのは明るい材料だ。
▼今永昇太(DeNA)
評価:よくできました
決勝戦では先発の大役を任され無難にこなした。来季のメジャー移籍を見据えた今季は、初登板が4月21日とやや出遅れたものの、5月末からは7試合連続で7回以上2失点以下とエースの貫禄。95奪三振はリーグトップだ。
▼湯浅京己(阪神)
評価:がんばりましょう
WBCでは3試合無失点。昨年のセットアップからクローザーへ役割が変わり、開幕から7試合無失点だったが右腕を痛め離脱。復帰後も不安定な投球で「もう投げさせられへん」と岡田彰布監督に通告され二軍落ちした。
▼宇田川優希(オリックス)
評価:可もなく不可もなく
1次ラウンドで2登板、いじられ役のムードメーカー的役割も果たした。開幕後はまずまずの成績だったが4月下旬に上半身のコンディション不良で登録抹消、6月半ばまで戻ってこられなかった。復帰後も調子は出ていない。
▼高橋宏斗(中日)
評価:よくできました
WBCではマイク・トラウトから三振を奪い、開幕後も91奪三振はリーグ3位。6月4日オリックス戦では7回13個の快投を演じた。だがこの試合を含め、QSで白星がつかなかった試合が7度と、貧打線の犠牲になり続けている。
▼宮城大弥(オリックス)
評価:よくできました
唯一登板したチェコ戦で5イニングのロングセーブ。同期の佐々木との仲の良さも注目された。開幕後は13試合中9戦で1失点以下、防御率2.42も5位。ただし6月11日DeNA戦は3被弾し8点を失うなど、若干安定性を欠く。
▼高橋奎二(ヤクルト)
評価:可もなく不可もなく
WBCでの登板は1次ラウンドのオーストラリア戦のみ(2回無失点)では調整不足だったか。開幕後は5月上旬から1ヵ月二軍で再調整。再昇格後もいまひとつの内容だったが、7月は18イニングで3失点と上昇の気配はある。
▼山﨑颯一郎(オリックス)
評価:よくできました
栗林の代役として急遽招集されるも、WBCでは登板の機会はなく複雑な心境。帰国後はリーグ2位の18ホールド、5月7日から20試合連続無失点と好投を続けて、オールスターにもファン投票中継ぎ1位で初選出された。
文●出野哲也
【著者プロフィール】
いでの・てつや。1970年生まれ。『スラッガー』で「ダークサイドMLB――“裏歴史の主人公たち”」を連載中。NBA専門誌『ダンクシュート』にも寄稿。著書に『メジャー・リーグ球団史』『プロ野球ドラフト総検証1965-』(いずれも言視舎)。
関連記事
- 「あいつからでっかいのを打ってやろうと思っていた」トラウトがWBCでの大谷との“世紀の対決”を総括!敗因についても言及<SLUGGER>
- 「地球上で最高の速球を投げる」「全盛期のデグロムに最も近い存在」MLB球団幹部が絶賛する“怪物”佐々木朗希のポテンシャル<SLUGGER>
- 「魅力的な存在だ」米メディアがDeNA今永の去就に注目「カーディナルスは先発陣のアップグレードを必要としている」
- 「スタッツは異常なほどだ」スカウト評価が爆上がりの山本由伸にRソックス専門メディアも興味津々!「千賀よりもワンランク上」と評する声も紹介
- 若手の急成長で低迷期を脱却し、黄金期到来待ったなし!――藤浪晋太郎がトレード移籍したオリオールズってどんなチーム?<SLUGGER>