今でも、チームへのアツい想いは変わらない。現在のチームに関しては「何かここ数年のバファローズを見ていると『生きづらい現代』の生き方が凝縮されているように思うんですよね。全員野球とか、全員が主役とか。『個の力』を組織で補っているうちに、いつの間にか個の成長が促されて、結果『個の力』も『組織力』も揃って向上していくみたいな。こういった戦い方はすごく魅力的だし、それを続けていくことで世の中に勇気と元気を与えられるような気がしています」と分析。「これからも胸を張って戦い続けてほしい。進化を続けるバファローズは本当に素晴らしく、誇らしいチームだと思う」とさらなる期待を込める。
MEGASTOPPERは11月11日になんばHOLY MOUNTAINでワンマンライブ『HAKUGEI-WW I?THE WHITE WHALE VOL.1?』を開催する。DOMIさんは「今回のワンマンは数年ぶりの開催というのもあって、少し趣向を凝らしたものにしようと意気込んで制作しています。元々のMEGASTOPPERのメンバーだったプレーヤーや、大阪で活動中のミュージシャンをゲストに迎えて、少しリッチな感じで結成初期のような大所帯でステージを作っていこうと」
「ライブタイトル『白鯨』なんですが、元ネタの通り大きな鯨に立ち向かう様を表は現したいと思ってこの名前を付けました。大きな鯨はシーンとか時代の流れとかそういう『強く巨大な物』を表現しています。鯨への勝利か敗北かというサクセスではなく、立ち向かうプロセスにスポットを当てたステージにしたいですね。現在は結果論者が多い風潮ですから、そこはパンキッシュに抗っていきたいですね」とかなり気合いが入っている。もちろん『SKY』をはじめとする名曲の数々が生バンドで見られるはずだ。
「現在のバファローズは支配下登録メンバー全員で戦うことを球界で最初に具現化したチーム。精神論ではなく、方法論として“全員野球”を体現していると思うんです。それって本当はもっと評価されるべき凄いことだと思うんです。NPB野球の時計の針を確実に早めている」と指摘するDOMIさん。これは「3タテを喰らうのにも慣れてしまって、悪い意味で『また明日から切り替えて頑張ります』ってのがよく似合うチーム」だった頃からBsStageでファンに奮起を促していたDOMIさんだからこそ説得力がある言葉。あの時代があったから、優勝も日本一もより大きな感動になったことを忘れてはならない。
取材・文●どら増田
【著者プロフィール】
どらますだ/1973年生まれ。プロ野球では主にオリックスを取材し、週刊ベースボールの他、数々のウェブ媒体でも執筆している。書籍『ベースボールサミット 第9回 特集オリックス・バファローズ』(カンゼン)ではメインライターを務めた。プロレス、格闘技も取材しており、山本由伸と那須川天心の“神童”対談を実現させたことも。
MEGASTOPPERは11月11日になんばHOLY MOUNTAINでワンマンライブ『HAKUGEI-WW I?THE WHITE WHALE VOL.1?』を開催する。DOMIさんは「今回のワンマンは数年ぶりの開催というのもあって、少し趣向を凝らしたものにしようと意気込んで制作しています。元々のMEGASTOPPERのメンバーだったプレーヤーや、大阪で活動中のミュージシャンをゲストに迎えて、少しリッチな感じで結成初期のような大所帯でステージを作っていこうと」
「ライブタイトル『白鯨』なんですが、元ネタの通り大きな鯨に立ち向かう様を表は現したいと思ってこの名前を付けました。大きな鯨はシーンとか時代の流れとかそういう『強く巨大な物』を表現しています。鯨への勝利か敗北かというサクセスではなく、立ち向かうプロセスにスポットを当てたステージにしたいですね。現在は結果論者が多い風潮ですから、そこはパンキッシュに抗っていきたいですね」とかなり気合いが入っている。もちろん『SKY』をはじめとする名曲の数々が生バンドで見られるはずだ。
「現在のバファローズは支配下登録メンバー全員で戦うことを球界で最初に具現化したチーム。精神論ではなく、方法論として“全員野球”を体現していると思うんです。それって本当はもっと評価されるべき凄いことだと思うんです。NPB野球の時計の針を確実に早めている」と指摘するDOMIさん。これは「3タテを喰らうのにも慣れてしまって、悪い意味で『また明日から切り替えて頑張ります』ってのがよく似合うチーム」だった頃からBsStageでファンに奮起を促していたDOMIさんだからこそ説得力がある言葉。あの時代があったから、優勝も日本一もより大きな感動になったことを忘れてはならない。
取材・文●どら増田
【著者プロフィール】
どらますだ/1973年生まれ。プロ野球では主にオリックスを取材し、週刊ベースボールの他、数々のウェブ媒体でも執筆している。書籍『ベースボールサミット 第9回 特集オリックス・バファローズ』(カンゼン)ではメインライターを務めた。プロレス、格闘技も取材しており、山本由伸と那須川天心の“神童”対談を実現させたことも。
関連記事
- プロ5年目にして初の首位打者を目指す頓宮裕真。自分のスウィングであくまで攻め続けろ!【オリ熱コラム2023】
- 同じ“小木田世代”の由伸、宇田川、山崎颯に続け!オリックス小木田敦也の「プロ2年目の進化」【オリ熱コラム2023】
- 「投手は自分目線ですごく難しく考えている」元沢村賞投手・金子千尋は今も“思考力”のアップデートを続ける【前編】<SLUGGER>
- 「緊張した方が集中できるし、いい結果も出る」元沢村賞投手・金子千尋は今も“思考力”のアップデートを続ける【後編】<SLUGGER>
- 立浪監督を解任するだけでは根本的な問題は解決しない。長期低迷が続くドラゴンズは「MLB流球団再建」を模索するべき<SLUGGER>