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プロ野球

「大きな経験値」社会人野球日本選手権で初戦敗退も…元NPBの亀澤恭平監督が掴んだ手応え! 勝負の3年目へ決意新た【ショウワコーポレーション】

萩原孝弘

2023.11.09

試合前にノックをする亀澤監督。初戦敗退も手応えを掴んだようだ。写真:萩原孝弘

試合前にノックをする亀澤監督。初戦敗退も手応えを掴んだようだ。写真:萩原孝弘

 監督就任2年目の今年は「体力作りとチームの基盤作りということで大きくチームを動かしていきました。今年は上出来かなと思ってます」と一定の成果を挙げたと明言。すでにスカウティングも順調に進んでおり、来季は「27人体制でいきます」と見通しは明るい。
 
 就任当初から「都市対抗出場、クラブ選手権優勝、プロ輩出」3つの指針を打ち立ていたが、ひとつは達成した。

 プロ輩出には「ソフトバンクのキャッチャーの(甲斐)拓也もお墨付き」と、セカンドスロー1.8台を誇る江口亘も順調に成長している。「今日スカウトも来ていましたし、いいアピールになったと思います。彼は来年プロに行かなくてはいけない立場ですから」と一歩前進したことに手応えも。

 そのうえで「公約に掲げた残り2つを達成することに、全ての力を注ぎ込みますよ」とキッパリ言い切った。

「来年乞うご期待ですよ」と瞳を輝かせた亀澤監督。無名校から育成契約を経て、壮絶な鍛錬でプロのトップまで上り詰めた“開拓者"は、アマ球界の荒波も全力で乗り越える。

取材・文●萩原孝弘

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