FAでの退団ということもあり、「もっときつい言葉があると思ったら、意外と一個もなくて、優しいファンの人たちだなと思った」と、温かく受け入れてくれたオリックスファンに改めて感動した様子。「9年間もオリックスのユニホーム着てやってきたのでさみしさはある」というが、ファンから「北海道行っても頑張れという声が一番多かった」と声をかけられたことが力になったとのことだ。
移籍決断後、球団からは「もう、頑張ってくれと、オリックス戦は投げるなよという声が上がっていた」と言われたエピソードを披露して笑いを取りつつ、残留の可能性はあったのかと問われると、「最後までやっぱり迷ってたので、そのなかでどうしようかなとぎりぎりまで。パレードの声援も聞いたので。最後の最後まで迷っていた」と複雑な心中を明らかにした。
日本ハム移籍の決め手は「僕自身をすごく成長させてくれそうだな、そしてしっかり投げられそうだなという感触があったので」とのこと。優れたバッティングセンスから二刀流の話も持ち上がっていて、「もちろんバッティング好きだし、その気持ちはゼロではない。周りに迷惑をかけなかったら、したい気持ちはある」と意欲を見せている。
チームメイトからは「ハムかよって(笑)。みんなその感じでしたね。久しぶりにみんなと会って、関係者の人とも会って、そっち?みたいな感じだった」とかなり驚かれたという。日本ハムでも活躍することでオリックスへ恩返しをした上で、いつか何らかの形でまたバファローズのユニフォームを着てもらいたい。
取材・文⚫︎どら増田
【著者プロフィール】
どらますだ/1973年生まれ。プロ野球では主にオリックスを取材し、週刊ベースボールの他、数々のウェブ媒体でも執筆している。書籍『ベースボールサミット 第9回 特集オリックス・バファローズ』(カンゼン)ではメインライターを務めた。プロレス、格闘技も取材しており、山本由伸と那須川天心の“神童”対談を実現させたことも。
移籍決断後、球団からは「もう、頑張ってくれと、オリックス戦は投げるなよという声が上がっていた」と言われたエピソードを披露して笑いを取りつつ、残留の可能性はあったのかと問われると、「最後までやっぱり迷ってたので、そのなかでどうしようかなとぎりぎりまで。パレードの声援も聞いたので。最後の最後まで迷っていた」と複雑な心中を明らかにした。
日本ハム移籍の決め手は「僕自身をすごく成長させてくれそうだな、そしてしっかり投げられそうだなという感触があったので」とのこと。優れたバッティングセンスから二刀流の話も持ち上がっていて、「もちろんバッティング好きだし、その気持ちはゼロではない。周りに迷惑をかけなかったら、したい気持ちはある」と意欲を見せている。
チームメイトからは「ハムかよって(笑)。みんなその感じでしたね。久しぶりにみんなと会って、関係者の人とも会って、そっち?みたいな感じだった」とかなり驚かれたという。日本ハムでも活躍することでオリックスへ恩返しをした上で、いつか何らかの形でまたバファローズのユニフォームを着てもらいたい。
取材・文⚫︎どら増田
【著者プロフィール】
どらますだ/1973年生まれ。プロ野球では主にオリックスを取材し、週刊ベースボールの他、数々のウェブ媒体でも執筆している。書籍『ベースボールサミット 第9回 特集オリックス・バファローズ』(カンゼン)ではメインライターを務めた。プロレス、格闘技も取材しており、山本由伸と那須川天心の“神童”対談を実現させたことも。
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