そんなスーパースターの愛犬は、一夜明けても注目の的だ。

　現地15日、世界最大の米老舗経済紙『THE WALL STREET JOURNAL』は「ショウヘイ・オオタニは７億ドルの契約を結んだばかりだが、多くのファンは彼の愛犬であるディコイのことしか話したがらない」と報じ、「ディコイはいま、世界で最も価値のある子犬だ」とユニークに紹介している。

　同紙は「オオタニが満場一致で２度目のMVPに選ばれたことよりも、テレビに映し出されたコーイケルホンディエ（犬種）のほうが、我々にとっては衝撃的だった。彼の膝の上に座るデコピンが完全な主役だった」と評し、「オオタニがフリーエージェントで次の居場所を決断するまで、彼が可愛い小型犬を飼っている事実が話題となった」と記し、「飼い犬の存在が大きな国際的ニュースになった」とも説明している。
  　加えて、「オオタニの愛犬は野球ファンの間で大きな話題を呼び、４か月ぶりに公の場に登場した彼のドジャース入団会見で、メディアは貴重な数少ない質問のひとつを使って、最終的にその犬について尋ねたほどだ」とし、皆が気になる異例な存在だと強調した。

　記事では最後に、「オオタニがどのようにして、この犬種に惹かれたのか。そして彼の犬がカメラを離れて何が好きで何が嫌いなのか、詳しい話を聞きたいものだ。今のところ、多くのことは謎のままであるが」と締めくくり、「知名度の低い犬種にとって、この注目度はいったい何を意味するのだろうか？」と投げかけている。

　破格な金額だけでなく、大きなインパクトを残した愛犬の名前公表。グラウンド外でも、スーパースターの話題は尽きることがない。

構成●THE DIGEST編集部

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