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高校野球

センバツ注目選手はこの10名!今大会必見の“ドラフト候補生”をまとめて紹介

大友良行

2020.01.28

今大会の世代ナンバーワン投手として注目される明石商の中森俊介。写真:大友良行

今大会の世代ナンバーワン投手として注目される明石商の中森俊介。写真:大友良行

内山壮真(星稜)
捕手/172cm・72kg、右投右打
中学時代は捕手だったが、高校では1年から遊撃手で4番デビュー。今回は捕手に戻り、4季連続の甲子園。二塁送球は1.8秒。遠投110mと肩はめっぽう強い。打撃も公式戦通算4割。選球眼がいいので出塁率が高く、三振が少ない。小柄だがフルスイングが魅力で本塁打は30本と長打力もある。

来田涼斗(明石商)
外野手/178cm・78kg、右投左打
昨春の選抜大会準々決勝で史上初の先頭打者弾とサヨナラ弾の2本塁打を放ち、昨夏も履正社戦で先頭打者本塁打を打ち、その長打力を見せつけてくれた。広角にも打て、守備範囲も広い。足も速く50m6.0秒と、走攻守にまとまった逸材だ。もともと馬力があるので「木製バットに対応できそう」とスカウト間での評価も高い。
 
●西川僚祐(東海大相模)
外野手/186cm・95kg、右投右打
高校1年からスタメン出場。通算51本塁打の長距離打者だ。中学時代からケタ外れの打撃力があり、東京ドームや神宮球場で右翼に本塁打を打った実績を持つ。スイングスピードが速く、甘い球は見逃さない。広角にも打てるし、体の軸がブレないので変化球にもついていける。この冬、内野守備にも挑戦中だ。

●西野力矢(大阪桐蔭)
内野手/180cm・89kg、右投右打
1年秋から3番で一塁手。2年から三塁手。どっしりとした体格だが、守備は軽快で強肩だ。打撃は打球に角度があり、天性の長打力センスを感じる。小技もあり勝負強いのが魅力。大阪府大会でも満塁弾とソロの計2本の本塁打で7打点をあげた。兄の西野詠吉捕手は社会人のミキハウスで活躍中。

井上朋也(花咲徳栄)
外野手/180cm・80kg、右投右打。高校通算47本塁打のスラッガー。インパクトを強くする全身を使ったフルスイングで、遠くに飛ばす技術を持ちあわせている。肘を上手くたたんでボールを上から叩けるので、右方向にも打て、状況に応じたバッティングが出来る。「本塁打より打点を」目標に自身3度目の甲子園に挑む。

文●大友良行

【著者プロフィール】
おおとも・よしゆき/元大手新聞社の報道写真記者。事件事故取材の傍らメジャーリーグやサッカーW杯などの欧州サッカーを取材。現在は、全国の大学野球、春夏の甲子園をはじめとする高校野球、都市対抗を中心に社会人野球などを深く取材している。目標は、毎年ドラフト指名選手の85%以上を撮影収集すること。著書に「野球監督の仕事(共著・成美堂出版)」、「CMタイムの逆襲(東急エージェンシー)」などがある。

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